2024年ベストアルバム10選 #AOTY2024
色んなことがあった2024年。音楽で言えば、OasisやLinkin Parkの再始動や来日決定をはじめ、賑やかな話題が多かった印象の一年でした。
今回は2023/12/9~2024/12/3までに聴いた582枚から選んだ、2024年ベストアルバムをご紹介します。ちなみに、今年の上半期ベストはこんな感じです。
年・月ごとに選んだ好きなアルバム記事をまとめたマガジンは以下の通りです。あわせてどうぞお楽しみください。
それぞれ、聴いた直後に取り上げた各月の音楽詰め合わせ記事も一緒に載せていますので、あわせてお楽しみ下さい。
※以下、順不同。コメントは過去の記事に掲載した内容を一部更新しています。
Newdad / Madra
2024年10月に初来日を果たしたアイルランドのバンド。ずっと好きだったので、デビューのフルレングス・アルバムが聴けて嬉しかったです。仄暗いシューゲイザー、インディーロックといったジャンルが好きな人にはかなりおすすめです。
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Faye Webster / Underdressed at the Symphony
フォークやカントリーをルーツにしている、アトランタ出身のSSW。どんなに大きなステージでも、自分のペースを崩さずゆるりとかっこいいパフォーマンスを見せてくれる安定感があります。心地いい音色をこれからもたくさん聴きたいです。
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Kim Gordon / The Collective
元Sonic Youthのメンバー、Kim Gordonのソロ2枚目。私が大好きな、重たい音がバリバリ聴こえるダークなエレクトロニカ。ご本人の存在感も相まって、かっこよさが段違いでした。
私と音楽の趣味が絶妙に合わない所が好きなPitchforkが8.5点のBest New Musicを出しているので、これはもうみんな好きなのでは。
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Wallows / Model
Netflix「13の理由」でお馴染み、アメリカ人俳優Dylan Minnetteが所属する3ピースバンド。何か突出して変わったところがあるとか、尖った何かがあるというわけではないんですが、今年一番聴いたアルバムでした。履き慣れたデニムみたいで、なんかちょうどいいんですよね。日々の空気に馴染むインディー・ロック。
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The Softies / The Bed I Made
USインディ・レジェンドデュオの 24年ぶり新作スタジオ・アルバム。そんな大御所感満載の肩書があるのに、なんて瑞々しい音色なの……と大好きになった一枚です。Floristみたいな淡いインディー・フォークがお好きな方におすすめ。
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Ezra Collective / Dance, No One’s Watching
2023年にジャズ・アクトとして初めてマーキュリー賞を受賞した、ロンドン拠点のジャズ・クインテット。
アルバムを通して聴いた時の、夜明けを迎えた時のちょっとした寂しさ、心地いい疲労感、朝焼けの美しさが心に染みる……。そんな感覚が印象に残った一枚です。
Nilüfer Yanya / My Method Actor
2022年リリースの"PAINLESS"で心を奪われて以来、ずっと好きなロンドン出身のSSW。本作はNinja Tuneに移籍後初のアルバムリリースでした。リラックスした歌声なのに、だらり・ゆるりにならない音色がかっこいいです。
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Contour / Take Off From Mercy
サウスカロライナのKhari LucasによるソロPJTで、本作がデビューアルバム。夜が似合うアルバムで、私はかなり好きです。
ソウル、R&B、ヒップホップ、サイケ、エレクトロニック、エクスぺリメンタル……といった様々なジャンルの系譜を感じつつ、一枚を通して聴くとまとまりがある。静かな時間帯に一人で散歩をする時のお供はもちろん、寝る前に布団の中でぼんやり聴きながら眠りたいアルバムです。
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Urika’s Bedroom / Big Smile, Black Mire
ロサンゼルスのアーティスト、デビューアルバム。「もしカート・コバーンがMacBook Proを持っていたら、Nirvanaはどんな音を出しただろう」という想像から生まれた、グランジとコンピューターミュージック。
気怠くもクールな一枚で、聴いた瞬間に「私が好きな音だ……!」と分かったアルバムでした。
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Leo Bhanji / Shell
イギリスのレーベルDirty Hit所属のアーティスト。冬に似合う物静かなインディーロックもあれば、エレクトロニカの要素が入った楽曲もある名盤。素朴なギターや澄んだピアノ、物憂げなボーカル……。好きな音色がたくさん聴けて幸せな一枚です。
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毎年そうですが、今年は10枚に絞るのが難しかった……! なぜか9月と11月に好きなアルバムが重なって、Nala Sinephro / EndlessnessやJoan as Police Woman / Lemons, Limes and Orchids、Linkin Park / From Zero、Jon Batiste / Beethoven Bluesなどなど(もちろん、ここに挙げなかったものも含め)、入れたいアルバムだらけで大変でした。
2024年は様々なアーティストの来日・来日決定の報があって、かなり賑やかな一年でしたね。やっぱり音楽はこうでなければ。2025年もいい音楽にたくさん出逢いたいものです。
その他、月や年単位でのおすすめ音楽記事はこちらをどうぞ。
矢向の色んなベストはこちら。
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© 2024 Aki Yamukai
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