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#ドラマ感想文「ブラック・ドッグ 新米教師コ・ハヌル」(2019年)最終回を見終えて。
悲劇から始まる初回は、主人公が採用されたテチ高校の、教員同士の派閥争いやパワハラ、非正規と正規教員の差などが描かれ、陰鬱な気持ちにさせられた。その時の感想がこちら。
しかし、見続けて正解だった。回を重ねるごとに、ハヌルの成長物語、教職者たちの機微を描いた物語として、良いドラマになっていった。
進学部の上司パク先生は、ハヌルと師弟関係のようになり、同僚は仲間に。最初は嫌な教師と思われた女性教員も、すっかりハヌル側(味方)になった。
出会いと別れがあって、最終回ではハヌルが無事、公立高校の正規教員となった。再会もあって、これからも教員の道を歩んでいく姿が描かれた。 (ネタバレ)
静かに、じんわりと、心に残る作品だった。最終回を見終えた日の翌朝、あぁ良いドラマが終わっちゃった・・・という寂しさと余韻が残った。
<文・見出しイラスト/犬のしっぽヤモリの手>***
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