#ドラマ感想文「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」
リアルタイムで放映されていた頃は見たいと思わなかったのに、TVerで最近配信されて、観てみたら面白かったので視聴することにした。
見どころは石原さとみのファッションと、一見地味に思われる校閲という仕事にスポットをあてたところだろうか。
1話完結型で、毎回最後はまるく収まる、主人公は失敗を重ねながらも成長していく、不本意で就いた仕事にやりがいを見出していく。
王道中の王道なお仕事ドラマだと思った。見ていて嫌な気分にならないことがお仕事ドラマの鉄板だと思うので、これはその点、毎回ちゃんとお約束のパターンでうまくいくので良かったのではないかと思う。
ファッション誌が花形という設定は、少し古い気もするけれど。あと、大御所作家がもう〇〇では書かないとかも古いし、本が売れない時代とは少しミスマッチな内容ではあるけれど。
2016年か・・・どうだろう。いや、もう本が売れない、雑誌が売れない時代だったと思う。
お仕事ドラマは好きだ。
出版社とか、デザイナー系とか、営業とか、弁護士、医師、看護師、教師、警察ものが多い印象。
校閲は新しかったのかもしれないけれど、やっぱり出版社というところで、テレビメディアにとって身近な職業がドラマを作りやすいのだろうか。
「良く知られていない、わかりにくい職業でドラマを書いて」と、今話題のChatGPTに質問したら、面白そうなドラマのプロットを書いてくれるだろうか?
「珍しい仕事とミステリー、恋愛、感動など、他の要素を絡めてお話を書いて。」とか言えば、結構何パターンかできそうな気もするのだけれど。
そうしたら、お仕事ドラマのバリエーションも増えて面白くならないかしら?
半分くらいまで視聴したところで、後半の配信を待っているところだ。最終回まで楽しめるといいな、と思う。
<文・見出しイラスト/犬のしっぽヤモリの手>
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