縁とはふしぎなもの
良好な関係を築いた人と、生活が変わったことで、綺麗さっぱりと縁が切れてしまうことがある。所詮それだけの関係だったのだ、とも考えられるけれど、ちょっと寂しい。
そうかと思えば、逆にそう好きでもない相手と長い付き合いが切れないこともある。
中年にもなると、特に理由がなくても付き合いを辞めずにいれば、古い知り合いは長い付き合いになる。それだけのことかもしれない。
「ミウラさんの友達」(益田ミリ)という作品の中で、ミウラさんと母親が、友達と疎遠になることについて会話するシーンがある。ミウラさんの母親は、こう言う。
会う会わないは比喩として、どんな形であれ、無理して続ける関係は辞めてもよいのだと思った。
noteとの出会いも縁だと思っている。
無理せず、焦らず続けていく。休み休みでも、今は思うようにできなくても仕方ない。
noterさん達との出会いも同じ。
縁とはそんなものだ。
それで良いのだと思う。
<文・見出しイラスト/犬のしっぽヤモリの手>
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