失敗論法
こんばんは。ご覧いただきありがとうございます。
障がい者雇用の現場に15年働いている経験からこの記事を書いています。
今回は失敗について書いていきたいと思います。よかったら、好き、フォロー、コメントなどしていただけると励みになります。よろしくお願いいたします。
1.失敗論法とは
何かを挑戦するときに成功するか、失敗するかの2択だとしたら、失敗すると言っておく論法です。これの優位性は成功してもよいからです。どういうことかというとこれはこういう理由です。だから失敗する。と言っておく方法です。こういっておくと聞いたほうは失敗しそうな理由としてそれを起こらないようにします。結果成功したとします。そうすると、あの時俺が失敗するって言っておいたから成功しただろとなります。失敗しても、だから失敗するって言っただろと言えます。なのでどちらに転んでもOKなんです。
2.建設的ではない
私はこういう人はあまり信用していません。何かをやろうとして失敗してもいいと思っているからというのもあります。例えば就職活動の例だと分かりやすいと思います。受かりたい1社だけ受けて、確実に内定とる人なんてほとんどいません。就職活動の成功は内定をとれることだと思っています。100社受けて100社目が受かれば成功です。99社で諦めたら失敗です。世の中って往々にしてそうなんです。例えば何かを起業してやっとします。1社目が失敗しました。10社目で成功して年収億単位までいきました。その方は成功者だと思います
3.スティーブ ジョブス
Appleの共同創業者として、成功者として記憶に新しいスティーブジョブスです。私の中で彼は晩年だけ成功した人というイメージです。1980年代後半、マッキントッシュは一時的な成功を収めましたが販売不振に陥り、ついには会社を追われます。彼はその後ピクサーを買収します。Toy Storyなどで有名な会社です。やっぱり成功してるじゃないかと思われますが、ジョブスが買収したときにピクサーでしたかったことは、よいCGアニメを作ることではなく、CGを作れる機械とソフトを作ることにありました。CGを作るのは2020年現代の最新のPCでもとても重いので、1990年代としてはとても難しいものだったと思います。ですがデジタルに制作をシフトしたいディズニーと協業してうまくできた部分もありました。またOSを作る会社も作っています。こちらは経営としては失敗していますが、もっと失敗していたMac OSの代替えとしてジョブスがAppleに戻ったときに買収されています。ジョブスは1996年まで失敗し続けていました。
4.成功とは
私はやり続けている人だと思っています。私自身15年も障がい者雇用の現場にいて、今まで数多くのいろいろな障がい者の方を見ています。そう言い切れるのは100人規模で障がい者を雇用されている会社で働き続けているからそう言い切れます。仕事につけるようになるというのは障がい者にとって一つのゴールであり、スタートだと思います。仕事を継続して行えるようになるには、まず仕事につかないといけません。始めた当初は継続していけるかなんてわかりません。絶対続かないだろうと思う方が続くこともよくありますし、この人は仕事できるし続くだろうと思ってた方が突然辞めることもよくあります。成功するにはまず始めないといけない。
5.波がある
日々、仕事をこなしていくとうまくやれることもあれば、うまくいかないこともあるし、とんでもないミスをすることもあります。日々、成功することもあるし、日々失敗していることもあります。体調の波もあるし、気分の波もあるし、気候、バイオリズム。様々な波がある中で毎日確実に成功することだけを求めてると無理です。予想しうる失敗をすべてしないようにするのも無理です。予想しえない失敗に遭遇することなんて年に何度もあります。けど過度に失敗を恐れる方が多いなと思いますし、失敗が許されない社会になってるなと思います。
6.社会のせい
障がい者雇用の中で悪名高い会社があります。貸農園をしている会社です。エスプールですね。私はその会社が悪いとは思っていなんです。なぜか。それは障害者雇用の本旨に外れるといってる福祉系の学科の教授とかは的外れです。それも失敗論法です。こういう会社が現れたから日本の障がい者雇用はよくない。簡単です。いうのは。エスプールの場合はハックです。法的に認められているし、行政指導も入っていません。エスプールを利用している会社も当然、雇用率は達成していて問題になっていません。ただ、この会社と同じ方法をとらない会社のほうが多いです。それは企業として当然だと思います。ハックするとされた側、つまり国がルールを変えた時に問題です。そのリスクは常にあります。けど人は何かハックが会ったら使いたい、そういう人は多い気がします。
結論
失敗します。失敗するんじゃないかと人は恐れます。そして相談します。失敗するといわれます。やってみます。失敗します。やっぱりかとなります。それでやめてしまいます。それじゃ成功しません。99回連続で失敗して99回目でやめたら失敗です。成功したら、今までの失敗はすべて帳消しです。100回目でも失敗するかもしれません。やめますか?それともやりますか?
とはいえ
失敗し続けてると精神的に来るんですよね。じゃあどうしたらよいのかなと思ったらストレス解消をすることかなと思います。最近マッチョな思想ばかり書いているなと思っています。まあ私自身がもう嫌だなでもなと思っているからなんですよね。