創価学会の実態はカルトでテロ組織
はじめに
ここまで筆者の創価学会関連の記事をお読み頂いた方であれば、創価学会の実態が、ただのカルトでなく、テロ組織である事に、お気づきだと思う。
創価学会の正体についてストレートに書いた事はなかったので、今回は実態に焦点を当ててみようと思う。
第一章 戦前の創価教育学会は国の戦争推進に協力し、特高警察とも太いパイプを持つ典型的な体制派の宗教団体であった
これに関しては週刊文春が以前配信した記事の引用をお読み頂ければすぐにわかる事です。
初代会長牧口の獄中死が反戦平和を訴えた為だというのが真っ赤な嘘だというのはこれを読めば解りますが、その「弾圧」された原因に関しても、実はこの記事の中で触れられていない、深刻なものがあったのです。
この事実、よっぽど都合が悪いようで、ネットで調べても殆ど出てきませんが(創価学会からのクレームで削除されられたサイトもあるのでしょうが) 昭和18年6月29日、創価教育学会の中野支部長・陣野忠夫が、治安維持法並びに不敬罪の容疑で逮捕されています。
この陣野が逮捕された事自体は、創価教育学会に対する国の弾圧開始の象徴的な出来事として多くの記述が残っているのですが、その逮捕のきっかけとなったのが、陣野が子供を亡くした近隣住民宅に上がり込み、お前の子供が死んだのは罰が当たったからだなどと折伏をはじめ、余りに非常識で異常な言動に激動した子供の親が、警察に「あいつらを何とかしろ!」と激怒して駆け込んだ事なんです。
創価教育学会が、戦後と同様、極端な他宗教排撃を行っていて、その為に物議を醸していたのは事実で、それは記事に触れられている通りなのですが、強引な折伏も戦前から健在で、度を越した以上行動を取っていた為、社会問題化しつつあったようです。
常識的に考えたらわかりますが、国の戦争推進に協力し、赤化教員を折伏して日蓮正宗信徒に転向させる事までしていて、特高警察との太いパイプを持つに至ったような体制に従順な宗教団体が、国から弾圧されるというのは尋常な事ではありません。
そうした出来事が起きた以上、そうなるのに相応しいだけの何かがあった事になりますし、その何かというのが、実はこの「限度を越した強引な折伏」にあったのです。
従って、創価教育学会の場合、仮に戦争がなかったとしても、この強引な折伏が、教団の拡大によって確実に社会問題化し、いつかは国の取り締まり対象になってであろうと考えられるわけで、創価教育学会が受けたものは、単なる弾圧というより、社会と国民に対して迷惑行為を繰り返す非常識なカルトに対する取り締まりという側面も強かったのです。
創価学会に関する書籍でこの点を強調しないのは、創価学会に対して、甘すぎるのではないかと思います。
第二章 日蓮主義を信奉する旧日本軍の軍人らの入信で組織が変質した戦後の創価学会
これがこの記事の題の核心部です。
終戦後、創価学会には、日蓮主義を信奉する旧日本軍の軍人らが入信してきました。
ここにいう日蓮主義というのは、暗殺テロ事件である血盟団事件や、クーデター未遂事件である二二六事件の元凶となった北一輝の思想など、目的を達成する為には、暗殺テロやクーデター決行、武装闘争を厭わない、テロ思想に該当する急進的なものです。
事実、池田大作の側近中の側近であり、山口組系暴力団後藤組の後藤忠政組長に亀井静香氏ら反創価学会活動を行っていた四名の暗殺を依頼した人物としても知られ、最近亡くなった藤井富雄は、旧日本軍の将校です。
また、創価学会の初代顧問・塚本素山も旧日本軍の軍人です。
ソースにはありませんが、敗戦時の階級は少佐との事。
終戦後、創価学会は軍隊型に組織改編されて、準軍事組織となります。
また、創価学会には、終戦後、こんな噂が流れたそうです。
旧日本軍の軍人たちは、創価学会を足場に、クーデターを起こそうとしているのではないか。
旧日本軍の軍人らの入信と、創価学会の準軍事組織化、会員達の好戦性から、国に目をつけられ、昭和31年12月、法務省刑事局は「その信条に基づく行動に暴力的な動向が顕著に窺われるからである」、「(折伏の)手段として多数の青年行動隊を軍隊の組織区分に準じて編成し、この折伏の実践に当たらせるものである」との理由に拠り、新興右翼団体に分類し、公安調査庁の調査団体に転落しました。
なお公安警察内部に創価学会を監視する部署と係官がいるという話は有名ですが、評論家の伊達宗克氏によると、「昔から聞いていますよ」、「創価学会は昭和二十年代後半から折伏大行進ははじめ、相手の家に押しかけて仏壇を焼き払うような事件がよく起きたものです。これは届け出があれば捜査しなければならないし、それ以前の調査するのが公安当局ですから、当然、創価学会は調査対象にされますよ。学会に限らず、過去に過激な行動をとった宗教団体は、やはり現在も調査対象になっています」(極秘入手!! 池田大作氏と創価学会・公明党に関する公安 秘 調査報告書の戦慄 『週刊現代』1978年10月26日号)と語っているのですが、実際には日蓮主義を信奉する旧日本軍の軍人らが当局からマークされており、彼らが入信してきた事で、創価学会もマークされるようになったと考えた方が自然です。
つまり創価学会は、終戦後、ほどなく国の監視下にあったと考えて差し支えないという事です。
第三章 1971年のクーデター計画立案事件
こうした事実を踏まえた上で、この事件を読むと、全く違った文脈になりますよね。
別の記事でも書きましたが、3年前の68年参院選で25名が逮捕される新宿替え玉事件を起こし、言論出版妨害事件の表面化で創価学会の異常な体質が改めて浮き彫りとなって70年に池田大作が公式謝罪に追い込まれたという時期です。
折伏大行進以降、定期的に事件を起こして逮捕者を出し、非難を浴びる事を繰り返していた為、世間の創価学会に対する警戒感は極めて高くなっており、今後、創価学会がどうなっていくのか、不透明感が非常に高まっていました。
創価学会の青年部の最高幹部らは、このまま学会が消えてなくなってしまうなら、起死回生の一手として、クーデターを起こす事で権力を掌握し、創価学会の国教化を図る事で団体の継続を図ろうと考えたのです。
なお創価学会には新宿区信濃町に銃や日本刀、ドスを収納した武器庫を隠し持っていた事があるという内部証言もあったそうです(ソース:わが池田大作バッシング 野田峯雄著)。
つまり、遊びなどでなく、本気だった、という事です。
第四章 繰り返される暗殺
東村山市議で朝木明代さんが転落死した事件は、創価学会による暗殺だったと疑われており、現在も、この説を支持する人が大勢います。
第二章の藤井のところでも触れましたが、亀井氏ら反創価学会活動をしている四名を「ためにならない」といって暗殺依頼した事実もありますから、余計と、ですよね。
また、室蘭市の日蓮正宗深妙寺の住職・大橋信明氏、札幌市聞仏寺所属の法華講幹部富岡孝一氏、對島妙子氏らの交通死亡事故も、創価学会による暗殺が疑われています。
元学会幹部で実態を暴露する書籍を出版している小多仁伯氏も、車のタイヤに細工されたそうです。
数センチの長さのネジを差し込み、空気穴にも細工を施し、JAFの整備工に「過去のいろいろな修理や事故を処理してきたが、これほど悪質で程度の悪いのは初めてです」と言わしめる程のものだった、と。
同氏は「私が高速道路を走行する際、スピンして事故を起こさせる狙いではないかと想像できたのです」と著書で語っています。
また、創価学会の嫌がらせについての調査報告で、次のようなものも存在しているのです。
上記は以前も紹介した、恐らく日蓮正宗が調査して、機関紙に掲載していたの出来ないかと考えられる「創価学会の非合法活動に関する調査」の一部です。
実際、ここで名が挙がったような名のある方でなくとも、創価学会からの嫌がらせを受けるようになった途端、煽り運転の被害を受ける回数が極端に増えたとか、危険運転をする車と遭遇して、危うく事故を起こしかけた、といった被害証言をされる方がいらっしゃいます。
つまり交通事故に見せかけた暗殺未遂、暗殺が成就して交通死亡事故となったケースが、山のように存在していると考えられるという事です。
第五章 マインドコントロール
創価学会が学会員らをマインドコントロールしている事は有名な話ですし、被害者救済法に公明党と創価学会がマインドコントロールの文言を盛り込む事に強硬に反対した事実からも、その事はわかると思います。
実はこれに関しても、戦後、創価学会に入信してきた旧日本軍の軍人の中に、軍で洗脳を担当していた人物がいたとされていて、どうやら旧日本軍が使用していた洗脳の技術が、学会員に対するマインドコントロールに応用されて使用されていたのではないかとも言われているのです。
なお、この話はあまり一般的な話でありませんので、著作等を調べても、出てこない可能性がある事を断らせて頂きます。
現在は流石に行われていないようですが、昔の創価学会は、入信すると、学会員達が大勢で取り囲み、その人の人格を徹底的に否定するような発言を一斉に浴びせ続ける行為を行っていたそうです。
全ての地域で行われていたかは不明ですが。
この方法は中国共産党の「思想改造」における洗脳手法と非常によく似ていて、偶然にしては話が出来過ぎている為、恐らく、同じような手法が用いられていたのであろうと考えられています。
学会員は、宗教が絡む形で、これまでに多くの傷害事件を起こしていますが、それらはマインドコントロールされているが故です。
有名なのは男子部員約300名が福岡県開信寺に殴り込み、身障者を含む信徒と僧侶らを集団リンチした事件ですが、それ以外にも度々、集団だったり、単独によるものだったりの違いはありますが、暴力沙汰を起こしていて、中には勧誘を巡り、怒ったから殴る蹴るの暴行を相手に加えただとかの小さな事件も無数に起こしてきたようです。
これらは、学会を批判されたり、宗教の教義に関する話になると、好戦的になったり、怒りから相手を攻撃してしまうような心理状態に、マインドコントロールによって操作されている事が原因です。
また、学会からの指示に忠実に従い、執拗な嫌がらせを働いたり、非常識な言動や異常な言動を取ったり、問題を起こすのも、マインドコントロールが原因です。
第五章 全てを繋ぐ鍵
目的の為なら、暗殺もテロも辞さない、クーデターや武装闘争も厭わない、そんな思想を持った日蓮主義者の旧日本軍の将校らが入信して来て、軍隊型に組織改編し、創価学会を準軍事組織に作り替えてしまった。
この事実を知った上で、クーデター計画を練った事実、武器庫を隠し持っていた事実、暗殺が多発していたと考えられる事実、マインドコントロールが原因で、学会員達が暴力事件を無数に起こしてきた事実を読み返すと、全く違った面が見えてくると思います。
それがこの団体の実態(正体)の答えです。
日蓮主義者の旧日本軍の将校らは、噂通り、本気で、クーデターや武装闘争を起こそうとしていました。
だから戦う為の武器を貯蔵しておく必要があり、決起時には学会員達を兵士として戦わせる為に、マインドコントロールする必要があり、頭数が必要だから折伏によって学会員の人数を増やす必要があり、その為にはお金が必要だったから、一円でも多く、学会に金を集めようとしたのです。
また、その為には、目的の為には手段を選ばないから、暗殺によって邪魔者(仏敵)を排除する事も平然とやってのけた。
彼らが目指していたのは、恐らく、日蓮主義国家の建設と統治です。
公明党が結党当初、国立戒壇を作る事を目標としていたのは有名ですが、これが彼らの本心であり、本性だったという事です。
また、これが目的ですので、旧日本軍の将校出身の日蓮主義者達が、目にかけた学会員に、テロやクーデター、武装闘争に必要となる知識を伝授したり、いざという時に動かせる私兵的な組織を、独自に作っていた可能性は十分考えられます。
そして彼らが知識を伝授して育てた学会員の中から、彼らと同じように、目的の為なら手段を選ばない、暗殺もクーデターも武装闘争も辞さずの、過激派の日蓮主義者に育った学会員達も、大勢生まれた事でしょう。
1971年のクーデター計画立案事件は、こうした土壌を背景として発生した問題であったと考えると、一番しっくりきます。
創価学会による暗殺事件が相次いだのも、日蓮主義者に育てられた若い学会員達が歳を重ねて幹部になり、彼らが若者を育てる時に、同じ思想を吹き込むという再生産が繰り返された結果、暗殺を肯定する思想が組織文化として定着し、長期間に渡って継承された為であると考えられます。
戦後の創価学会の実態は、日蓮主義を実践し、理想をかなえる為であれば、暗殺もクーデターも武装闘争も辞さずの、過激派の急進的な日蓮主義者達による日蓮主義運動を継承した団体だった、という事になるのでしょう。
現代の基準で考えれば、完全にカルトですし、また、テロ組織に他なりません。
なお、二代目の会長の戸田城聖、三代目の会長の池田大作を見て、この話にピンとこない方もいらっしゃると思いますので、以下は補足です。
戸田は、教団を利用して金儲けできればいいと考えていたようです。
池田は、金儲けに加えて、自分が日本の国王になりたいという誇大妄想的な願望を抱いていたそうです。
要するに、戸田と池田は、日蓮主義者達を利用して、自分の欲望をかなえようとしていただけなのでしょう。
逆に日蓮主義者の旧日本軍の軍人達は、自分達が前面に出なくて済む為、戸田と池田を担いで利用してやろうと考えていたのでしょう。
両者の思惑が一致して、組織内で異なる思想を持った者同士が共存する状況が生まれた。
そんなところだったのだと思います。
現在の創価学会は日蓮主義の影響がかなり弱まっていると考えられます。
しかし、相変わらず、嫌がらせを働いて敵対者を自殺に追い込もうとしたり、精神障害者にでっち上げて社会的に抹殺しようとしたり、中傷を拡散して破滅させる等の、事実上の暗殺を肯定する組織文化は根強く継承されていますし、学会員に対するマインドコントロールのシステムも健在で、カルトとしての側面は、綺麗に残っています。
つまり昔の創価学会から日蓮主義の要素だけ取り除いた状態です。
また、公明党が長期間に渡って政権党の地位にあった事、国交大臣のポストを握り続けた事で、非常に強固な利権を持つ利権集団に変貌を遂げており、総体革命の実質的な成就によって、地方自治体の多くに強い影響力を及ぼす存在となり、中央省庁=官界や財界にまで、影響力を行使可能なモンスター教団化しています。
そんな団体がカルトであるという、最悪の状態にあるのが現実です。
終わりに
この記事は以上で終わりますが、何故、創価学会が、平気で仏敵を暗殺するのか、異常な言動を取るのか、クーデターを企てようとするような事を過去にしでかしたのか、その謎は全て解けたと思います。
私はこのような危険な団体だと承知していますので、学会員達は、一刻も早く脱会すべきだと考えていて、二世や三世、四世の人で、マインドコントロールが解けるか、解けかけている人達に対しては、脱会を勧めるようにしています。
上記の記事でも触れましたように、創価学会は、解体、消滅に向かうとしても、カルトの宿命として、綺麗にすんなりと消えてくれるという可能性は考えられなくて、最後にクーデターやテロを起こす危険性もあるので、尚更、そうなるよりも前の段階で脱会した方が良いと考えています。
学会員でない方に関しては、できるだけ、創価学会とは関わり合いにならない事、可能な限り、距離を置かれる事をお勧めします。