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【映画レビュー6】ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

怪獣デカイ!かっこいい! ……以外には目をつむれ!!

 どうも皆さんこんにちわ、好きな怪獣はカネゴンとゼットンとバルタン星人。どれもウルトラマンじゃねえか! ヤミノツキシです。

 今回まだ見てなかった、ゴジラ キング・オブ・モンスターズを見ました。
 早速ですがヤミノ君の評価をどうぞ

ヤミノ君の評価

  • ストーリー・設定:★☆☆☆☆(えぇ? って思うところが多くあった)

  • 絵作り・演出:★★★☆☆(なんだかものすごく急ぎ足というか、丁寧さは無かった)

  • 演技:★☆☆☆☆(吹き替え版で見るのはお勧めしない)

  • 怪獣カッコいい度:★★★★★★★★★★★(でけええええええええええ!!)

  • おすすめ度:★★★★☆(デカイ、かっこいい、怪獣の迫力あるバトル!)


あらすじ


※まずこの作品は2014年に公開されたゴジラ(ハリウッド版2作目)のストーリー上の続編です。

 前作、サンフランシスコが壊滅してから五年。中国のモナーク(怪獣を研究する秘密組織的な)の研究所では、今まさに怪獣の卵から何かが生まれようとしていた。
 生まれたのは巨大なイモムシ。古代遺跡の資料からモスラと名付けられる。
 生まれたモスラに怯えた警備員?が撃っちゃって暴れだすモスラ。それを止めるために「怪獣意思疎通装置=オルカ」を使って交信を図るエマ博士。そのエマの身を案じて娘のマディソンも母の元へ。
 そこへ環境テロリスト襲来。撃ち殺される研究員たち。さらわれるエマ、マディソン親子。環境テロリストたちの目的は「オルカ」を使った怪獣のコントロール。それによってもたらされる人類の削減と地球の自然保護だった。
 エマと別居していた夫の生物学者?マークはオルカのプロトタイプの開発者ということと二人の関係者ということでモナークから協力を要請される。
 だがマークは怪獣否定派で、モナークの怪獣擁護派とは意見が合わない。
 それはエマとマークの、サンフランシスコで亡くした息子アンドリューのことがあったからだった。
 ゴジラの観測のための基地に招待され、作戦を立てるモナーク組。そこにゴジラがやってきた。

 一方。南極に来たテロリスト達とエマ、マディソン。南極のモナーク基地を襲撃し、そこで公にされていないモンスター・ゼロを復活させようとする。
 ゴジラは宿命のライバル復活の予兆を感じ取り、南極へ向かう。
 モナーク組もそれを感知し、南極にオルカが、つまりエマとマディソンがいることを見当づける。

 南極モナーク基地へ制圧に向かうモナーク部隊とマーク。だがエマとマディソンを救うあと一歩のところでエマが裏切り、モンスター・ゼロ、キングギドラが眠る氷塊を爆破。キングギドラが目覚め、基地は沈み、氷も砕けていく絶体絶命のピンチ。
 モナークの職員や部隊が殺され、キングギドラの餌食になっていく。
 と、そこにゴジラ到来。キングギドラとのバトルがはじまる。
 ゴジラとモナーク航空部隊に押され、逃げだすキングギドラ。ゴジラはその後を追っていった。

 モナーク空中基地?巨大輸送船?母艦?の中で目覚めたマーク。
 エマから入った通信。彼女は元々、テロリストたちに協力を求めていた。

「あなたたちが私のことをどう思っているか……でも私にはああするしか方法がなかった」
「何をしたいんだ」
「……世界を救いたいの」

 息子アンドリューを亡くした後、エマは怪獣の研究にのめりこみ、怪獣が目覚めた理由を”人口過剰に伴う、地球の環境悪化をとめるため”だと結論をつけた。悪いのは人間。それを真の地球の支配者たちが止めるためだと。

 エマはふたたびオルカを発動し、火山から怪獣ラドンを目覚めさせる。
 ラドンを止めるため、現地の住民を避難させるために母艦と護衛部隊が駆けつけるがラドンに返り討ちにされてしまう。
 キングギドラが接近しているのに気付いたモナークの面々は、ラドンをそこにぶつける計画を立てる。激しく空中戦を繰り広げる両者。負けたラドンは海中に沈み、キングギドラは周りにいた航空機や母艦を襲い始める。
 そこに再び現れたゴジラ。キングギドラの三本首の一本を食いちぎるなどの活躍を見せるが、そこに超強力なミサイルが飛んで来る。
 水中に沈んだゴジラとキングギドラにミサイルが着弾。結果、キングギドラは無事海中から飛び出し、ゴジラの生体反応だけなくなってしまう。

 キングギドラは咆哮を上げ、世界各地に眠っていた怪獣たちが次々と目覚め人々を襲い始める。
 過去に宇宙からやってきた偽りの怪獣の王。キングギドラ。
 それに対抗できるのは、ゴジラだけだった。
 だが、そのゴジラを人類は自ら殺してしまった。

 怪獣を一匹ずつ目覚めさせる予定だったテロリスト組の計画も破綻。人類滅亡できそうで結果オーライのテロリストと、怪獣を使って人口や自然をコントロールしようとしていたエマの意見が対立する。
 言い争いの言葉を聞いていたマディソンは、そこでオルカを競技場のスピーカーをつないで怪獣たちをおとなしくさせる方法を聞いた。
 オルカを盗み、テロリストたちのアジドを離れるマディソン。目指すは球場。怪獣を止めるために。

 繭から羽化したモスラがゴジラが元々いた海上に現れる。
 モスラはもしかしてゴジラと更新しているのかもしれない。ゴジラは生きているんだ! とモナーク組が盛り上がり、ゴジラにエネルギーを与えるため核弾頭を打ち込もうとする。だが発射システムが故障し、芹沢博士が直接放射能の充満するゴジラの住処へ乗り込み、決死の起爆を行う。

 核爆発のエネルギーを吸収し、目覚めるゴジラ。なんならさらに成長までしている。

 そして怪獣大決戦が始まるのだった。


エマがクソ野郎過ぎる!あとマークの声が若すぎる!!音量調整ちゃんとせえ!!!

 ストーリーというか人間側パートが本当につまらない。
 なぜか毎回いいタイミングで壊れる機械とか、ご都合的な展開も結構あって、気になってしまうところが多い。

 だがそれ以上にマークの吹き替え声優さんの声が若すぎて、マークの顔が映っていない場面で声だけ聴くと「なんじゃこの生意気な若造は」みたいな印象を受ける。

 あとやたらとモナーク組がマークに忖度しすぎる。エマとマディソンを救うために何人の隊員とほかの一般人を犠牲にしてるんだよって印象が強い。

 効果音が爆音なのに音声が小さい、吹き替え映画(日本映画)あるあるが散見されてイライラする。

 とにかく、もしこれから見る人がいるならば、字幕が嫌いすぎるわけではないなら字幕版をお勧めする。マジで。

 マイナスポイントが多い映画だが、怪獣の描写や迫力はピカイチといってもいい。素晴らしい。思わず声が出る場面も多かった。

 落差……!

 怪獣描写と人間パートの落差がひどい……!!

 とにかく。
 デカイ怪獣たちの迫力ある戦いは一見の価値あり。本当にすごい。
 ただそれ以外のパートはマジでひどい。擁護できない。

 そんな映画でした。



追記:
 字幕版を改めてみると、正直この映画の評価変わりそう。
 演技:★★★☆☆
 登場人物の演技がこの映画の見どころじゃないから、気にすることはないけど、逆に気にしなくていいっていう利点がある。

 気にしなくていいって利点が。

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