読んだ本(2)

また面白いなと思った本があったので紹介。

本のタイトルは「Medium(メディウム)冷媒探偵城塚翡翠」。
作者様は相沢沙呼さん。

 この本の事を知っている方は多いと思う。本屋大賞にノミネートされた作品だから。僕自身、ネットで紹介されているのを見たことがあった。また、表紙のイラストが綺麗なところも凄く惹かれた。

〈ネタバレ含む〉
 さて、内容には触れていきます。正直、この本はハピエン厨の僕には読むのがつらいと思うところがあった。最後のところ。
 解説さえも読むのがつらくて僕は最後の100ページほどは読み飛ばしてしまってる……ごめんなさい

 現実離れしたこの本ならではの世界観に惹きこまれた。事件が解決していく爽快感、間に挟まれる伏線の数々。一気にかわる世界観。苦手だと感じたなんて言ってるけど、また時間をおいて二週目を読みたい。今度は最後まですべて。

 伏線がある作品って、凄く面白いと思う。僕は伏線に気付かなくても違和感を持ちながら作品を読めるから引き込まれやすい。
 前に投稿したみたいな自分と重ねられるような作品も好きだけど、この本みたいな、本の世界観に囚われて読み進めていく本も好き。
 僕はミステリは逃避として読む派です。現実を忘れられる。

 薄っぺらい感想文みたい。目を通してくれた方ごめんね。ありがとう。少しでも興味持ってくれたら嬉しい。

                           瀬梛 翔

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