失敗しない「出店する場所」の決め方
お店を出店する際、必ず決めなければならないのは「場所」です。
これから出店する人、すでに出店されている方、どのように場所を決めましたか?
場所がいまいち引っかかる経営者の方は、改めてチェックしてみてください。
・なんとなく人通りがいいから。
・馴染みがある場所だから
・周りにライバル店(お店がない)がいないから
・家賃が安いから
・居抜きで安いから
など、他にも様々な理由があると思います。
こだわりがある職人経営者の場合、場所決めでも
現実(商売優先)よりも理想で決めがちです。
例えば、「隠れ家」的な店舗。
確かに雰囲気はあるが、これから始めるにあたり認知もブランド力もない。
知ってもらう、軌道に乗せるのにかなりの時間がかかると思います。
軌道に乗せるかは、初期投資をいかに早く回収するかにかかっています。
初めての出店で隠れ家を選択するのは、本当に隠れてしまいます。
順番が違います。
売れてブランド認知してから隠れ家店舗を出し、話題になりお客様の方から探す流れを作る。
ブランド認知されていない=隠れ家で出店=知られてないのでお客様から「探すアクション」が発動しない。
これは自然の流れです。
売れていない、ブランド認知がない場合、隠れ家物件は避けるべきです。
あと、周りにライバルがいない場所。
これは、一見良いと思うかもしれませんが、お店が無いのは需要がないかもしれない理由を考える必要もあります。
程よくライバル店があった方が、繁盛しやすいです。
商業道路なのか。生活道路なのか。
次の参考は、人や車通りです。
どのぐらいの人がその道路を活用、移動しているのか?
道路を活用する人は2種類しかありません。
●商業道路なのか
●生活道路なのか
地元でない人は、しっかり見極める必要があります。
商業道路はいわゆる「出勤や商売の為に行き来する」道路。
仕事で使用しますので、ほとんど立ち止まる事はない道路です。
生活道路は、生活に行き来する道路。
日常で使用する道路ですね。
こちらは様々なお店があり、お買い物ついでに寄ったりや生活していく為の物を買ったりします。
人や車で溢れているが、どちらの種類の道路なのか?
ここをしっかり把握しなければいけません。
地元でない人は、車を停め半日は観察が必要です。
(よくやりました)
その他、出店場所にはもっとも簡単で確実な決め方があります。