売れているお店は「やらないこと」を徹底している
【新刊】小さなお店は「引き算経営」で強くなれ!
なかなか新規のお客様からのご予約がない。
リピート率も調べたことはないけど、失客はしていないと思う。
あなたのお店はどんなお店ですか?
他店と何が違うのでしょうか?
こんな質問をされた時、3秒以内で答えられる方はほとんどいません。
少しでも迷いがある場合、お客様はとてもじゃないけど違いがわかるわけがない。
うまくいかない時は、売れている他店をみると答えやヒントがわかるかもしれません。
また、他業種からのヒントと多く転がっています。
複雑な経営、お店にお客様は集まらない
メニューが豊富、仕組みが複雑、ウリがたくさんある。
こんなお店は、従業員やお客様を迷わせてしまいます。
お客様を何を選んで来店すればいいのか。
従業員は何をみて働く場所を決めるのか。
売らないという戦略が価値をあげる
はたして「価値」は誰が決めるのか?
その価値はお店(経営者)側が決めるものではなく、お客様。
1000円でも高いと思えば、1万円でも安いと感じるお客様もいる。
どの金額帯の価値を共有してくれるお客様を、いかにはじめに集客するかでそのお店の価値が決まる。
売らないという発想で、価値を20倍にしたショップがある。
売らないとはいったいどういうことか?
お客様心理としては
売らない➡️買えない➡️どうしても買いたい➡️市場価値があがる
NIKEのスニーカーズというサイトをご存知ですか?
とてもシンプルでわかりやすく、その名のとおりスニーカーを販売するサイト。
ネット販売に力をいれ、ムダなものを徹底的にやらない。
店舗もなければ接客する店員もいない。
サイト上に並べられた商品を、お客様が選び購入するいわゆるごく一般的な通販。
このサイトの何が凄いのか?
売らない=買えない
を徹底している。
新作が販売されるのを前もって予告しておき、当日になると抽選販売か購入(なくなり次第終了)。
抽選販売では、発売から約10分の間にエントリーして結果を待つ。
購入の場合はなくなり次第終了ですが、混み合いすぎてエントリーすらできない。
やっと繋がったと思ったらsold out。
買えない仕掛けが、購買意欲やお客様の価値を高め、市場ではどんどん高値を更新。
2万円ほどの定価の靴が、20万円や50万円といった価値に代わっている。
買えないほど価値が高まるアパレルショップ
次に紹介するのは、お客様が宝探しのように見つけてファンになり、価値も高まるアパレルショップ。
その仕掛けもかなり面白く、服屋で行列をみたことがないが、田舎の片隅に行列をつくるショップをメールで配信しております!