サイバー戻って1ヶ月
「リモートに慣れたスタートアップのマーケターが、転職したら新卒に囲まれて朝会に出てるんだが」とタイトル迷ったけどやめた。
2023年9月1日から、約3年間お世話になったhey（現ストアーズ）を退職して、新卒でお世話になったサイバーに戻った。グループ2社のCMOを担当することになり、分かりやすい記事も書いていただいた。
なぜ転職したの？何をするの？とかも記事にあるので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
嬉しかったのが「入社おめでとう」だけじゃなく「おかえり」と声をかけてくれたこと。私は13新卒なので同期や先輩はもちろん、スマニュー時代にお世話になった方もたくさんいる。入社初日でPC初期設定に苦戦するなか、温かいメッセージをたくさんいただき、胸が熱くなった。
出戻りというワードがあるけど、辞めた時はマーケターじゃないし、プロのマーケターとして普通にお声がけしてる。という旨を上司の飯塚さんにもコメントいただいた。
新卒の基礎をサイバーで学び、マーケターになれたのはスマニューのおかげ。ストアーズを経てチームで働く楽しさを教えてもらえたこと。改めて感謝した。
朝会に出て週報を書いてる
ここ7年ぐらいあまり出社の経験をしていない。スマニューはフルリモートではなかったけど、西口さんが「オフィスにいてもアイディアは出ない」と口酸っぱく言ってたので、基本的に出歩いていた。コロナ以降は1日オフィスにいたなんて数えるぐらい。
それが今では朝9時に出社して朝会。1日ほぼmtgで埋まることが多くて、20時過ぎに疲れ果てて帰宅。23時に寝落ちする。日々の学びをメモして週末に週報を送る。新卒に戻ったような日々を送っている。
そして毎日が楽しい。スキンケアとマッチングアプリの2事業でマーケティングできるなんて超貴重な経験で、世界で私しかいないと思う。しかも現状維持ではなく、ナンバーワンになるためのマーケティングを期待されている。全ての力を使い果たして、シロクとタップルの事業成長に貢献したい。
「当て」いいですか
当てという謎の声かけと共に、若いメンバーに背後を取られる。「年末ギフトセットの当ていいですか」「撮影カットの当ていいですか」「meta設計の当ていいですか」要するにアイディアをぶつけたいらしい。当ての待ちで行列ができると人気ラーメン店みたいになる。
サイバーには若くて優秀な人がたくさんいる。それでいてやる気に満ち溢れている。これはとても恵まれた環境だと思う。みんなの明るさに助けれられて、私も毎日楽しく出社している。
9segやN1
「認知消極が〜」が日常的な会話に出てきてびっくりする。内定者の子も使ってた。9segが必須科目になってるらしい。勉強してるなぁの反面、フレームワークに頼るのは早いかも、、、と感じてしまう。
フレームワークで整理してもアイディアが弱かったら意味ないし、実体験を伴わない頭でっかちなアイディアは人の心に届かない。あくまでフレームワークは思考の補助線であり、フレームワークが前に出てもろくなことがない。
そんななか、50代女性向けのデジタル広告において、現状のデザインだと伝わりにくい課題が出た。20代メンバーがオフィスで9segデータを確認、過去のN1を読み直す。では核心に届かないので、みんなの家族に聞いてもらうことにした。
新卒を中心に「うちのお母さんがこう言ってます」「じゃあこの表現はやめよう」「競合のこのワードが好きらしい」「スマホのフォントサイズが予想より大きいです」が自発的に起きて、勝手に素晴らしい広告が仕上がっていた。
N1とはまさにこのことで、頭で考える前に聞いた方が早い。自分がコアターゲットじゃない商材を扱う場合は特にそう。お金をかけて調査する必要もなく、この人にこの価値が伝われば良いのに。を自分なりの方法で見つけていくしかない。
10月から新年度
弊社グループは9月締め。10月から2024年度がスタートです。メンバーとの対話を通じて私自身も勉強することばかりで、毎日エンジョイマーケター生活を送っています。
月報的にnote続けたいと思うので、暖かく見守っていただけると幸いです。
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