55歳のオッサンが1ヶ月半の間隔で100㌔マラソンとマイルリレーにチャレンジしてみた③
ハムストリングスへの負担がないことを確認して翌日からチャリトレスタート。
でもチャリと言ってもロードバイクを持っているわけでもなく、毎日の通勤で使っているいわゆるママチャリ。
考えたのは
①患部(ハムストリングス)に負担のかからないこと
②400㍍に効果があること
その2つ。
とりあえず軽くこいでみた時に過度な負担はかからないことを確認済み。
では400㍍に効果を期待できる練習とは?
自転車で走る練習がダイレクトに「走る」という運動に効果があるのか?ということが経験もなく全く未知だったので、「運動時間」というベクトルだけで考えることにした。
おそらく今の自分が400㍍を走って出せるタイムはどう頑張っても65秒前後。
なのでその時間だけを目安にして自転車で走る、という誰でもすぐ思いつくような単純明快な練習メニュー「65秒ダッシュ」。
そこで思い出したのが自宅近くの新青梅街道跨線橋。
そっか、あの上り坂で1回やってみよう。走ってみてタイムが1分くらいになればひたすらあの上り坂をアタックだ。
するとタイムは52秒。
65秒には少し足りなかったけど、自分の走りで言えばちょうど300㍍通過くらいのタイム。うん、短くはないかな。
ここをインターバルで何本かやればいい練習になりそうじゃん。
よし!
その日から帰宅すると跨線橋チャリダッシュを毎日4本繰り返すことに。
3本目、4本目の坂のテッペン付近では見事にケツワレ。
想像していた以上にいい練習。
強引かもしれないけれど運動時間だけで考えれば脚で走るスプリント練習に置き換えると300㍍×4本。
もちろんそれよりも地面から受ける衝撃や上半身の運動量など当然負荷は落ちるけど、ケツワレだけで考えるとかなり似ている感覚。
そしてケツはワレてもハムストリングスには全く痛みなし。
OK!この練習に賭けよう!
渋滞の車が並ぶ夕方の跨線橋の歩道をチャリでダッシュするオッサン。
奇異な光景だよなあ。
でもそんなこと気にしていられない。
雨の日と大会前日を除いて合計4回ケツワレを味わって、とうとう大会当日を迎えた。
④に続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?