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中央バスの定期観光バスでニセコパノラマラインと神仙沼・ヴィラルピシア・ミルク工房コースを楽しむ

長かった今年(2024年)の夏季休暇も一昨日(2024/08/18)で終わり。
昨日(2024/08/19)から仕事だー、わーい、うれしいなあ!
リフレッシュできて、やるきがみなぎっているぞう!(棒読み)

ほとんど家で過ごしていましたが、一日だけ(2024/08/14)、中央バスグループの定期観光バスで夫婦で小旅行をしてきました。
札幌から出発する『ニセコパノラマラインと神仙沼・ヴィラルピシア・ミルク工房コース』であります。

小樽に住んでいるのですから、自家用車があればヒョイと出かけられるところなんですが、自慢じゃありませんが、うちにはクルマがありません!
と、ここで、「どこが自慢なんだ?」と問う人はパタリロジョークの餌食ですな。

何しろ小樽に住んでいるので、朝8時の札幌駅前出発にあわせてJRで札幌に向かいます。
そこから小樽に向かって定期観光バスは走る!(笑)
小樽から乗ればいいのに、と思うかもしれませんね。それくらい、気づいています。
しかし残念ながら、バスは札樽自動車道を小樽インターは通らず、余市方面へ向かうのですよ。

途中、仁木町にある「きのこ王国」でトイレ休憩。きのこ王国とは、要するに道の駅風の大きな売店。入口に、「大型観光バスのお客様でトイレのみのご利用はお断りしています」という内容の張り紙がありました。ここでトイレ使っていいのかな、と思いながら用を足した後、何気なく店内を見ると美味しそうなパウンドケーキが!
クルミたっぷりというパウンドケーキを買いました。缶コーヒーもひとつ買ったので、これで文句はないでしょう。
せっかくだから、もう一回、用を足そうかと思いましたが、そんなに出ないって。

そこからさらにバスは進み、10時少し過ぎに神仙沼入口に到着です。
前日に東北地方を横切り温帯低気圧に変わった台風6号の影響で、あいにくの雨。
バスガイドさんは、「霧で何も見えないかもしれない」「よくよく注意して行って来い」とのこと。
一行十名の中には、近くのログハウス風カフェで一服するという二人連れの女性もいましたが、ぼくたち夫婦を含めた八名は神仙沼に行くことを決めました。せっかく来たのですからね。

傘をさして神仙沼までの木道を行くこと片道約25分。木道がやや滑りやすいのと、両側から飛び出した笹や木の枝が邪魔で歩きにくかった!
ときには、木の枝どころか、太い幹が張り出していて、かがみ込まないと通れない場所もありましたよ。管理伐採してほしいものですが、ナントカ保護法の関連で簡単にはいかないのかな?


神仙沼は雨にけぶっていましたが、一応はその全容が見えましたし、霧で何も見えないよりはずっとヨイです。

そもそも、霧で何も見えなかったら、怖くて沼までは行けなかったでしょう。
なにしろ木道の一歩外は原生林とか沼ですから。
落ちても、まあ戻れるとは思うけど、斜面を転げ落ちたり、沼の水で心臓麻痺起こさないとも限らない。

ぼくたち一行が到着したとき、神仙沼周辺は他に誰もいなくて、ひとりとかふたりだったら、ちょっと怖いほどの静寂に包まれていました(カエルの鳴く声を除く)。
大きなギンヤンマも飛んでおり、まさに神や仙人が遊びに興じる楽園でした。雨だったけど。

晴れていたら、ヘッダのような写真が撮れたはず……いや、そんなに上手には撮れないか。写真を使わせてくださった、森野きのこさん、ありがとうございました!

神仙沼のあとは、ヌックアンヌプリホテルで昼食(すき焼き御膳、美味しかった!)、ミルク工房、ヴィラルピシア、ニセコ道の駅と、買い食い&お土産のお買い物コース。
中央バスとそれぞれのお店とがタイアップして、客にお金を落とさせようという魂胆ですな(笑)。

その魂胆に乗って、ミルク工房ではソフトクリームを食べましたし、ヴィラルピシアでもソフトクリームを食べました。
お土産に紅茶のメロンパンも買いましたので、バス会社とお店の魂胆には十分にお応えできたと思います。