【ラジオ文字起こし】inputが偏ってきた時に
はじめに
あけましておめでとうございます。
2024年も沢山の方々にお世話になりました。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします!
2024年の年末にXのスペースにて一人ラジオを配信したのですが、非常に音が悪く聴くのにストレスが溜まりそうでしたので文字起こししてみました。
折角文字起こしするのですから、話の中に出てきた作品などもリンクをはっています。
一人ラジオでの今回のテーマは「不特定多ジャンルのinputをしたい方へ」をテーマに、2024年にわたくし山内がインプットしたけれどアウトプットする機会がなかったもの、一年間の中で考えていたことなどを含めて色んなジャンルのインプットをしてみたいな、年末年始に本でも読んでみるかとか日頃聴かないジャンルの音楽も聴いてみたいなと考えている方のお供として「ながら聞き」していただければという感じでお送りしました。
インプットって段々偏っていくものだと思いますので、日頃のインプットとは違う視点を取り入れてみたいなーという時にもご活用いただけるのではないかと思います。
是非、ご覧下さいませ。
漫画
こんにちは、こんばんは、おはようございます。
山内です。
今回のスペースは不特定多ジャンルのインプットをテーマにお話ししていきます。
アーカイブも残しますので年末年始の「ながら聞き」にご活用下さい。
「正反対な君と僕」という漫画ご存知でしょうかね。
学園モノのラブコメなんですけど、僕、これめちゃくちゃ大好きで。
連載はもう終わっちゃったんですけども、2026年1月ということは1年後ですかね。
アニメ化が決まってるみたいですね。
この作品の紹介文を見ると
「空気を読んじゃう元気女子の鈴木が惹かれたのは、自分の意見をはっきり言える物静か男子の谷くん。共感マックスの等身大ラブコメ」
ていう感じで紹介されてるんですけど。
高校が舞台で、クラスメイトとか登場人物も、みんな心情の表し方とかも魅力的で。
素晴らしい作品なんですけど。
この中でも特に映画デートに行く回が印象的だったので軽く抜粋してみようかなと思います。
まだ序盤のエピソードで初めてのデートかなっていうくらいなんですけど、お互いに緊張している状態で。
で、映画を観終わって感想を話し合うシーンがあったんですが。
空気を読んじゃう元気女子の鈴木さんがですね、
「歌のシーンで泣いちゃった」とかですね
「フワフワしたキャラクターが」みたいな感じで話してたら
男子の谷くんが
「なになにって名前のキャラだね」
「それはなになにって名前」
って感じで。登場人物の名前をスラスラ全部言えるんですけど。
それを見て、鈴木さんは感心するんですね。
「えーすごい!めっちゃみてるね」
「めっちゃ覚えてるじゃん」
で、そんな鈴木さんに対して谷くんは
「鈴木さん、映画ちゃんと観てた?」
て感じで言うんですけど。
そう言われて鈴木さんは
「ひどーい!ちゃんと観てたよ。最後のシーンでテーブルとか椅子がちゃんと人数分あって、最後はきっと皆一緒になれたんだなって思ったし」
って感じでですね、細かな舞台演出を例えに出して反論するみたいなシーンがあって。
谷くんはそれ聞いて
「あ、それはそういう意味だったのか。なるほど」
って逆にハッとしてですね。鈴木さんも
「あれ?谷くん、ちゃんと映画観てた?」
っていう風にやり返すっていう。
こんな感じの場面があるんですよ。
「正反対な君と僕」ってタイトルの通りですね、
自分一人だと自分の欠点だと思ってた性格がですね、恋人とか友達の視点から見ると魅力に映っていたり
自分自身のこともちょっと好きになれたり、自信を持てたりっていうことが
凄い色んなキャラクターが登場しますし、心情の移り変わりとか成長もですね
丁寧に描かれていく作品なんですよ。
凄い素敵な作品ですので、是非読んだことない方は読んでみて下さい。
読書のコツはギャルになれ!
こんな感じでいきなり漫画のお話から始めましたけども
皆さんは漫画を読むことは読書だと思いますか?
漫画は読書と言わないなら、何をもってして読書なのか
紙の冊子じゃないとダメだとか、電子書籍も読書でしょ?って思うのか
またはオーディオブックは耳で聞くから読書と呼ばないとかですね。
たぶん人それぞれ捉え方違う気がするんですけど。
僕が最近ハマってるYouTubeチャンネルで、Podcastでも配信されてますけども
「ゆる言語学ラジオ」ってチャンネルがありまして。
ここのパーソナリティの、二人でやってるんですけど
二人とも年間200冊は本を読んでるって方々でして。
その中で「読書ガチ勢が本を読むコツを教えます」ってテーマ回が面白かったので
ちょっと触れてみようかなと思います。
その回では
「読書で挫折しないコツはギャルになることです」って言ったりしていて。
面白い切り口なんですけども。
まず、読書って行為に対して難しく捉えすぎなんじゃないか、難しく捉えている人が多いんじゃないかなって。
話の内容が入ってこなくて、何ページまで読んだかも忘れてしまって
何度も戻って読み返している内に結局読むの忘れてしまって最後まで読みきれないとか。
読んだとしても全然内容覚えてないなとか。
そうやってですね「この本を理解できない自分自身」を責めてるって人も多いんじゃないか。
で、ここで思って欲しいのは
読書自体は別に高尚なものでもないし、自分を責めずに自己肯定感の高いギャルになってしまえっていう。
そういうアドバイスなんですね。
読書するぞって構えるんじゃなくて、最初はパラパラページをめくって
面白いと感じた箇所をピックアップして、他の細部は後回しで良いっていう考え方なんですよ。
で、誰かに話したりブログ書いたりレビュー書いたりって
自分以外の誰かに対してアウトプットした時に、初めて内容が定着するから。
それで、人に対してアウトプットする機会を設けてみるのも良いかも
っていう風に言っています。
これらをまとめるとですね。
「読書は自分用の内容に再編集し直す行為」って言ってるんですね。
あとは内容を覚えられないっていうことに対してもコツがあるみたいで。
何かの作品に触れた時とか「楽しい!」みたいに感情が動くとそもそも人間って
記憶に細部が残りづらいらしいんですよね。
もう「楽しい!」っていう感情だけ覚えちゃう。
最初ご紹介した「正反対な君と僕」の映画デートのお話も正にこれって感じしないですかね?
僕も結構アーティスト名とか作品名とか忘れてしまって
アートワークとか雰囲気とか質感とか
ざっくりとしたイメージ全体で覚えていることが多いんですけど
感情が動く体験を大事にする傾向があるのかもしれないって
まず自分をですね、捉えても良いんじゃないかなと思います。
忘れること自体は抽象化して一般化するっていうことでもあるから
クリエイティブの源泉だよとも言ってくれていて。
忘れること、内容を覚えられないっていうことが
まず悪いことではないっていう風に捉えた方が読書自体楽しめるよってことですね。
あと、ちょっと関係ないんですけど
「積ん読(つんどく)」って言われるじゃないですか。
買った本をドカドカ積んでいくけど、全然読んでないとか内容覚えてないとかって状態。
僕は全然「積ん読」は良い!と思ってるんですけど
積ん読は悪いみたいに捉えてる人も多い気がしていて。
積ん読しないコツとかを教えて下さる方も中にはいらっしゃるんですけど。
僕にとってはそれは凄い余計なお世話だと感じてしまうんですが。
積ん読を改善するっていう方向じゃなくて
積ん読しない方が良いことだっていう貴方の視点と
積ん読してもOKとしてる僕の視点と
それぞれ違う視点同士、それは何故なんだろう?っていう議論を楽しめると嬉しいなと思ったりします。
ゆる言語学ラジオの話に戻しますと
読書のハードルを下げて下さってるんですね、この回では。
あまり難しいことと捉えずにパラパラめくって楽しんで
最後まで読めなくても、それは本を読んだと言ってしまえば良いじゃないかと。
だから、年に何冊読んだってマウントを取る人がいたとしても別に気にしなくても良いよって話ですね。
来年は色々配信もやっていきます
僕も今後ですね、この内容を受けて
インプットしたものは早めの段階で人に紹介して
自分なりの翻訳でアウトプットするっていう
そういうサイクルを作りたいっていうのもあるので
2025年はスペースの配信も、もっとやっていこうと思います。
誰が聴くのかとかそういうこと考える前にですね
まずはインプットとアウトプットのバランスを心地良いものにしたい
そういうサイクルを作りたいっていう大まかな流れを作れればと思いますので
まずは動いていこうかなと思います。
ということで、2025年は配信も増やしていければなと思います。
配信といえばですね
今年(2024年)の春から音研究サークル「音まる」っていうのを始めまして。
そのコミュニティ内の配信を夏頃にやったんですけども
その時のテーマは学習と情報認知について
「情報処理をどうやっていくか」っていうことをテーマにした内容だったんですが
映像とか画像も使わずに、まるまる一時間、ジャスト一時間だったかなと思うんですけど。
声だけで配信したんですね。
その中で何冊か本をご紹介したんですけども
例えば
IAN ROBERTSONさんの「The Winner Effect」っていう本とか
脳科学者のジルボルトテイラーさんという方の「奇跡の脳」とかですね
そういったものをご紹介しまして。
その配信に参加された方からは
「自己啓発の内容を自己啓発ではないアプローチで語ったり、新鮮な切り口で面白かったです」
っていう感想をいただいたりしました。
自己啓発とか成功哲学とかって色んな分野と組み合わせたアプローチがあると思うんですけど
スピリチュアルなお話においてですね、僕、好きだからこれまで沢山情報触れてきたこともあるんですけど
スピリチュアルについては終着駅に辿り着いたなっていうものに今年(2024年)出会いまして
当分「スピリチュアル的な自己啓発」みたいなものはこれ以上いいかなと思いましたので
軽くご紹介しておこうと思います。
胡散くさいものは一定の距離で楽しむ
自己啓発、成功哲学、スピリチュアルっていうのが組み合わさるとですね
非常に胡散臭くなりますよね。
大丈夫かな、っていう。
で、そこにどっぷり浸からずにですね、一定の距離をもって楽しめるようにご紹介できればと思うので
まずはご安心下さい。
僕が終着駅だなと感じて、この人スゲーと思ったのが
「Happyちゃん」という方なんですけど。
まあ「Happyちゃん」って名前の時点で胡散臭そうで大丈夫かなと不安になってしまうかと思うんですけど
全然、その感覚で良いと思います。
この方はですね、最初はブロガーとして活動を始めて
その後は歌を歌ったりステージに立ったりコスメのプロデュースをしたりとか
大きく捉えてインフルエンサー的な方なんですが
最初からこの方が一貫しているのはですね
自己啓発、成功哲学、スピリチュアルで言われているような話を
自分が実験体として体現するっていうのがテーマとしてあるみたいで。
完全にそのテーマに全振りしている方なんですね。
で、この方が元にしているのは
20年近く前にこの分野でバズリまくった「ザ・シークレット」っていう
本とか映画にもなったのかな、それよりさらにその元ネタになっている
「エイブラハム引き寄せの法則」っていうものに照準を絞っていると。
引き寄せの法則っていうと結構色んな場面で聞いたことある方も多いかと思うんですけど
ひたすらにその内容に全エネルギー、全人生を全振りしているって方みたいですね。
で、その結果この方が言い続けてるのって
「自分を知ろうよ」って点に尽きると思いました。
スピリチュアル的とか引き寄せの法則的にいうと
世界は自分の思考から生まれてる
世界は自分が創ってる
自分の思考や感情を前向きでポジティブな状態にして
現実と願望を擦り合わせてこう
っていうのがポイントとしてよく言われるお話なんですけど
Happyちゃん的にはですね、これをそのままやっても
ほぼ全ての人が失敗するよね
しんどい現実にいる時に無理やり前向きになろうとしたって逆効果だよね
っていう風に言うんですね。
で、いきなりでっかい夢を思い描いて、それを引き寄せようって言って
前向きに前向きにって言ってもそれはうまくいかないっしょと。
立てる目標も例えばですね、何でも良いんですけど。
「武道館でライブしたい」って思ったとして。
全くイメージが現実的じゃなくて
「何千人以上のお客さんが埋まる」っていうのが例えばイメージとして遠すぎる場合は
まずは実現可能なところまで一旦ハードルを下げまくって、日常の中に溶け込むイメージをしよう。
もう例えば10人とか20人くらいのキャパで入場無料だったらひとまずは埋まるかなとか。
で、企画を準備するにしても、そう言う身近なキャパであれば
「できれば装飾もこうやって凝ってみたいな」とか
「この日のイベントの為にこういうドリンクも出してみたいな」とか
細部までイメージできる規模でまずは形にする。
で、それが形にできたらもっと次は大きいステージでライブができるかなとか
イベントが組めるかなって感じで考えていくと良いよっていう風に言ってるんですけど。
凄い、めちゃくちゃ堅実なこと言ってまして。
良い気分でワクワクしながら夢を描きましょうっていうのも
まず、しんどい現実があるときは自分が「何が嫌だ」と感じていて
もっとこうなってほしいなっていう自分の心が発しているメッセージを
まずは丁寧に見つめてあげてほしいって言うんですね。
しんどい時は前向きになることを望んでるんじゃなくて
自分自身は今の生活とか現実で、どういうとこがしんどいってことを知ってくれよっていうことを
心はメッセージとして発しているっていうことですね。
で、それを無視せずに自分の心と向き合ってみた後は
カフェとか行ってくつろいだり、お散歩したりとか。
自分のテンションが、自分のやり方で良いと思うんですけど、少し上がるような
小さなワクワクする身近なことをやって気分を整えてみましょっていうことですね。
これの連続であると。
これの積み重ねだよってことをひたすら言ってるんですよ。
なので、人から見てどうとか社会的にどうだからとかじゃなくて
まず自分自身の状態をもっと丁寧に見てあげてねっていう点を
凄い日常の視点に落とし込んでいるのが、凄い上手いなというか
めちゃくちゃ的確に色々な方のお悩み相談をされているので
もしね、日常で悩んでいることがある方がいらっしゃいましたら是非見てみて下さい。
あの、合わないなと思ったら見なくて良いと思います。
で、この方ね
こう言うスピリチュアル的なことも、簡潔で明快な言い方をされているので
良いな!と思ったんですが
それ以上に僕が一番良いなと思ったのが
この方がやっている瞑想の誘導が、誘導瞑想みたいなのがあるんですけど
そこで流している音楽が凄い良くて。
たぶんオリジナル曲なんですけど。
アンビエントミュージックみたいなものと共にですね
瞑想の誘導をするみたいなコンテンツが、YouTubeでも上がってるんですけど
この音楽、凄い良いんですよ。
何パターンか曲ありますので、是非こちら聴いてみて欲しいですね。
インフルエンス力のある人が科学的根拠に疎くてOKなワケ
ちょっとスピ系、スピリチュアルなお話しましたけど、
スピ系のお話って凄い好き嫌い分かれそうですよね。
もっと論理的な話とか合理的な話とか、科学的根拠のある話をしようよ
って考え方の人も全然いるんじゃないかなと思うんです。
そういえば
「文系はクソとかいう奴が何故バカか教えてやるよ」ってサムネで
アインシュタインが現代人を論破するって言う動画がありまして。
理系と文系が議論してる動画なんですけど。
理系はこれまで真実を明らかにしてきたけど
文系は「Aさんはこう思う、Bさんはこう思う」って言う風に
一人一人勝手にやれば良いことをわざわざ学校で教えていて
それって無駄なんじゃないの?って感じで。
理系は役立つが、文系は役立たずだ
理系しか勝たん!みたいな感じで話が進んでいるところに
アインシュタインが登場して
「理系の知識をどう扱うかという時に文系が必要なんだ」
という風に説いていく内容でして。
何かしらの分野に話が偏った際はですね、これを思い出すと良いよねと思いました。
この動画はぴよぴーよ速報というチャンネルで、YouTubeチャンネルなんですけど
他にも「小学生にも分かるシリーズ」として歴史の偉人を紹介したり哲学を紹介したりしているので
学び直しをしたいなっていう大人の皆様もですね、是非どうぞっていう感じです。
論理的とか合理的って本当に正義?
話いきなり飛びましたけども
論理的とか合理的とかって、そもそもですね
人それぞれ解釈違うんじゃないのっていう漠然とした疑問が僕の中にもありましたので
何か明快な答えはないかなって思ってたんですけど。
そういった話について論じている本があったので、次はそれをご紹介します。
渡邉雅子先生という名古屋大ですかね、社会学の教授なんですが
この方が「論理的思考」、論理的な考え方、論理的思考っていうことをテーマに三冊くらい本を出してまして
今年発売されたのかな「論理的思考とは何か」って本があるんですが
考えていることとか思っていることを表現する
言葉とかでアウトプットしたり、考え方そのもの自体も型があるよスタイルがあるよっていうお話なんですね。
それを社会学的視点から捉える、論じているっていうお話なんですけど。
論理的に話そうよって言った時
論理的って言うと、世界共通の明確な答えがあるものとしてイメージされる方もいると思うんですけど
まず論理的っていうこと自体、その言葉自体もですね、すれ違いがあるんじゃないの?ってお話なんですよ。
具体的に言いますと
この方が提唱しているのは、スタイルが4つあると。
考え方には4つのスタイルがあるよっていうので
1つ目がアメリカ型ですね。
アメリカ型の作文形式としてよく言われるのが
5パラグラフエッセイっていって
1つ目が「主張」とか、テーマに対する導入ですね。
こういうテーマについてこれから話すよっていうことを言って
次に根拠を3つ挙げて
で、最後に結論を述べるっていうこの5段階でお話をして下さいっていう。
まあ、この5段階で作文しましょうというお話ではあるんですけど。
結論から先に話してくれない?みたいなこともここから来ている考え方ということですね。
アメリカでは「I think なになに because なになに」っていう感じで
私はこう思うっていう事を先に言ってから、何故ならっていう風にその根拠を述べるっていう。
こういうスタイルが、まあ一応は定着しているんじゃないかと。
アメリカ人の方が全員こうだとは言ってないんですけどね。
こういったものっていうのが結構ビジネスシーンとかで、よく上司の方に言われたりだとか
ビジネス書を読んでも、考えをまとめる方法として紹介されていたりとかもすると思うんですけど。
まずはこれは「一つの型に過ぎないよ」っていう感じですね。
続けて2つ目はフランス型ですね。
フランス型は正しいとされる意見と、もう一つ反対意見もしっかりと述べて
これらを照らし合わせていって、がっちゃんこしてですね
最終的にそれらをふまえた両方の良いところを組み合わせて
より良い結論を導いていこうっていう
まあ哲学的に言うとアウフヘーベンって言葉でよく言われるような型ですね。
どう言う場面で活きるかというと
ビジネスというよりも、これは政治に有利なんじゃないかと。
僕は研究でも有利なんじゃないかと思うんですけど。
例えばアメリカ型だったら「私はこう思う」って言って
他の反対意見も引用することがあっても、自分の根拠が正しいって言う事を説明する為に反対意見を持ってきたりするらしいんで
意見がぶつかって答えが出てこないよって時、政治とか研究とかで。
反対意見も勿論みますよ。で、それらを組み合わせてこういう結論にすると
より次の仮説に繋がるんじゃないかとか、より良い答えが見つかるんじゃないの?っていう感じですね。
なのでまあ、それぞれアメリカ型もフランス型も全然違うメリットデメリットあるのかなっていう感じですね。
続けて他の型を見ていくと
3つ目は日本型ですね。
物事の背景とか心情が大事で、プロセスっていいますかね。
登場人物の心情を、読書感想文とか国語の授業とかですかね
登場人物の心情を考えてみましょうみたいな。
そういった紆余曲折なプロセスの部分を大事にしていると。
こういったスタイルは社会性とか日常のコミュニケーションに有利なんじゃないかなっていう風にとらえることができると。
例えば日本のビジネス書とかってなると
結構よくある型として
「これまでこんなにダメだった私が、この理論を実践したら何万稼げるようになりました!月収がこれだけ上がりました!」とか
そういった構文ってよくあると思うんですけども、ビジネス的な観点として
アメリカ型を使っているように見えて実は心情とかプロセスを、この点でも凄い重要視しているというか。
こんなにダメだった私がっていうストーリーを述べるのが日本式だという感じですね。
で、最後4つ目がイラン型らしくてですね。
ちょっとこのイラン型が分かりづらかったんですけど。
一人一人の人間って人生は短いけども、神様が示してくれてるんだから
大事なことは神様が言ってるからそれを大事にしなさいと。
だから一人一人の人間ができることってそんな無いよねってことで
昔の人が残してくれたポエムとかですね、神の言葉とかを引用しながらお話をするっていうのがイラン型みたいです。
ちょっとこれだけだとよく分からなかったんですけど
法。法律の法ですね。
法に凄いこの考え方は向いてるよって
えっと、法だから決まりごとみたいなことですかね。
決まりごとを考える際はイラン型向いてるんじゃないのかな?っていうお話をされていて。
日常で(こういう型を)日本であまり目にしないんじゃないかなと思うんですけど
よく考えたら初詣とか日本人、行く方多いですし
神道とか仏教とか。
そういう慣習が、宗教ではなくもう慣習として捉えられるくらい根付いているので
先人達が築いた世界みたいなものに対する敬意、みたいなことって
普通に日常で考えている話かもしれないと思うので
この実は4つの型、アメリカ型、フランス型、日本型、イラン型って
この4つの型を考える上で、日本人って有利なんじゃないかと思いまして。
これを場面場面で使い分けていくことができれば
わりと意見のぶつかりとかもストレス無くですね、対応できるんじゃないかなっていう気がしたんですよね。
例えばそれが場面場面でうまく使えないってなってしまうと
ビジネスシーンで評価が下がったりだとか
「しごでき」なのか「ダメ人間」とか言われたりしちゃうのかもしれないんでしょうけど場面によっては。
そうやってレッテルを貼ることに対しても
「あぁ視野が狭いのね、この方は」っていう風に
自分の人格否定までしなくて大丈夫よっていう、防衛線を張れるというか。
もっと広い視野で見たら自分が向いているシーンっていうのはそういう他者を蹴落とすやり方ではなくて
フランス型で意見を、反対意見も含めて意見をぶつけるというか発展させていくみたいな方が
自分は向いているのかもしれない!みたいなですね。
自分がどういう場面で活きてくるのかっていうことを考えるきっかけになるかもしれないので
この「論理的思考」っていうことについて掘り下げている、この渡邉雅子先生の本は面白いなと思います。
まだ細部までしっかりと読めてはいないので、順次読んでいこうかなと思っています。
インプットしたことをすぐひけらかすのはオジオバですか?
という感じで、ここまで読書に関するお話と考え方に関するお話が多かったかなと思うんですけど
今年僕が感じていたことを、めちゃくちゃざっくりとでしたけど30分くらいの内容に納められたかなと思います。
ここまでの話のようなことも
日頃ですね、インプットとアウトプットのタイミングをもう少しペースを早めて
順次ご紹介していければ、僕も日々学んだことを日常に落とし込めたり要らないなと思ったら忘れていくこともできるでしょうし
アウトプットしたら忘れることができるのでだいぶ楽なんですよね。
いつまでも情報を覚えておらず
アウトプットしたらどんどん忘れるっていうこともやっていこうかなと思います。
今紹介したい音楽作品
今年の10曲と思いつつ
結果的に「今紹介したい音楽作品」にしました。
・henning schmiedt & Christoph Berg「Bei」
ピアノとヴァイオリンの共作。
まるでその場で弾いているような、生々しいアコースティックな音がひたすら美しいです。
ジャンル的に馴染みが無い方も是非聴いてみて欲しいです。
・Miink 「Chokt」
ロンドンのシンガー。ジャンルが「コンテンポラリーR&B」ってなってたんですが、ジャンルよく分かりません。
R&Bとして聴いてみると新鮮で面白いと思います。
とにかくかっこいい!大好きです。
・nimino 「Creek」
ロンドンのニンジャチューンってレーベルから出てるっぽいです。
ハウスミュージックとも言えるのかな、4つ打ちみたいな要素もあって。
EPのアートワークが素敵で気になって聴いてみたのがきっかけでした。
MV観たらクラブカルチャーやなという感じでした。ダンスミュージック好きな方は是非です。
・Joomanji 「Manj」
2013年リリースだったかな、多分バンドだと思うんですけど
生バンドによるヒップホップとかソウルみたいな感じです。
90年代の空気感、Mary J Brige「What’s The 411?」みたいなゴスペルが入ってるコーラスワークみたいな感じとかもありつつ(全然ちゃうやんと言われるかもですが、誰かこの雰囲気わかる方いたら嬉しい笑)
2000年代以降のヒップホップな雰囲気もあって、凄くかっこいいです。
・Noga Erez 「Vandalist」
音がすごくカッコ良くてめちゃくちゃ聴いてました。
女性シンガー?ラッパーではないと思うんですけど、トラックの音がめちゃくちゃ良くて
一つ一つの音が明確でバキッと解像度が高いというか、音に惚れて聴きまくってました。
・Linkin Park 「From Zero」
レッチリもそうですけど、長い歴史を持つバンドでありながら
お若い方含めて世代問わず認知度高く人気があるバンドですよね。
新しいボーカルさんが加入して復活、新しい体制でリリースされた初めてのアルバム。
復活を心待ちにしていた世界中のファンが興奮した一枚かと思います。
・Marilyn Manson「One Assassination Under God – Chapter 1」
リンキンパークからの流れで、リンキンパークが好きな世代の方はこちらもチェックしたのではないかという一枚。
映画マトリックスでも曲が使われていたように記憶してますが、その頃の作品が大好きで(僕はメカニカルアニマルズが大好き)
それ以降はそれほど熱心に追ってはいなかったですが、この作品はかっこいいなと思いました。
・The Hellacopters 「Overdriver」
このバンドも歴史が長いバンド繋がりとして。新譜出してるじゃん!と興奮しました。よく見てみると来年リリースみたいですね。先行トラックを聴きました。
このバンドは確か北欧だったかな、ド直球ハードロックですね。
このバンドは「Gotta Get Some Action Now!」という曲が特に大好きでした。この曲はガレージロック的な曲ですが、他の楽曲はわりと正統派ハードロック好きな方にも響くと思います。新譜のリンクではなく、その僕が好きな曲で恐縮ですが是非。
・Wilco
・Yo La Tengo
トップチャートに入るようなアメリカンロックとかとは違うけどアメリカンだよね!といいますか
そういうロックって何て言えば良いのでしょうか?USインディーとかって言えば良いのかな??
こういうバンドサウンド、ロックサウンドも大好物です。
・SZA
・Bonbero
ヒップホップやR&B系でいうとシザさん(SZAと書いてシザで合ってますよね、、、??)は大好きです。
あとは日本人ヒップホップではボンベロさんがカッコよかったです。ボンベロさんはかなりお若いかと思いますが日本を代表するヒップホッパーと言っても過言ではないご活躍ですよね。音もラップもカッコいいです。
・Jorja Smith
僕はUKの音楽が好きなんだなあと再認識したんですが、こちら音を聴いて凄くカッコ良くてハマりました。
バンドだと思うんですけど、この音このバンドサウンドは僕の好みど真ん中な一つです。
歌も歌声も最高です。
・ハイエイタスカイヨーテ
オーストラリアでしたかね。このアーティストのジャンルって何て言えば良いんですか??
Wikiを見たら「フューチャーソウルユニット」となってましたが
皆さんはこの音をどうやってジャンル分けしますか?是非教えて下さい。
・土岐麻子
この方は昔から歌も曲も大好きなんですけど、新譜、音も最高にカッコいいです。
終わりに
毎回文字起こしはできないですが、今年2025年はライトな配信の機会も増やしていきたいと思っていますので、話の中で触れた作品紹介のリンクとか楽曲のプレイリストとかをたまにnote記事に起こしてみても良いかなと考えています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!