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徹底研究!音◯(おとまる)ドラム研究会Vol.2


スネアという楽器について深掘りしてみた

前回の実験の分析から立てた仮説を検証する

こんにちは。音研究サークル「音○(おとまる)」の山内です。
ドラム研究会Vol.2「スネア深掘り回」を先日行いました。

前回のVol.1ではスネア・タム・キック・シンバルと幅広くざっくり録音実験を行い、その後に音○内の配信でスネアの分析もしてみました。

実験をした後にはそれを分析してみて仮説を立てる、さらにそれを再現検証してみるというサイクルと捉えて、今回のVol.2ではまずスネアについてひとまずの結論まで辿り着ければと思います。

前回メイプルシェル(木胴)で立てた仮説が、素材の違う金属胴で再現実験してみても同じ傾向が出てくるのかを検証してみるというのが今回の実験内容となります。

チューニング実験も追加

前回の実験ではできなかったチューニング実験も今回行いました。

表面(トップ)と裏面(ボトム)の高さが変わると音にどういう変化があるのかを実際に試してみました。


動画第一弾公開(12/1更新)

今回の実験はいくつかの内容に分けて動画にしてみました。

続編は随時こちらの記事内にリンクを追加していきますので、是非お楽しみに。

動画第二弾公開(1/13更新)


動画第三弾公開(2/1更新)



有料エリア

思ったほど実は単純ではなかった件

動画では「ざっくり把握」することを最優先していますし、動画内のRXの画面を見てもそういう傾向が分かりやすく出ているように感じられるかと思いますが、実際に細かく数値計測してみると実はそこまで単純なお話でもないことが分かります。

数値を見ると動画ほど分かりやすい傾向と呼べるようなシンプルな結論には至らないのですが、公開している動画の内容に至る過程も含めて後述する有料エリアでは解説できればと思います。


実験会参加費と同じ金額を設定

音◯(おとまる)の実験会は参加者の皆で実験に必要な経費を折半して開催することで一人一人の負担を減らしながら共に研究を重ねていく、その試行回数を増やしていくという動き方で開催しています。現地参加できないけれど実験会には興味がある!という方も、参加費をいただいた方にはこの後に掲載している収録音源・資料は既にシェアさせていただいています。

ということで前回の実験会同様、ここからの有料エリアは今回の実験会参加費と同額の1000円に設定させていただいています。

例えばドラムセットを置いているリハーサルスタジオで個人練習に1〜2時間入るとすぐにこの金額はかかってしまいますし、角度や距離を測りながら録音を進めていくと確実にその時間内で今回の内容はおさまらないかと思いますので有効活用していただければと思います。

今後の実験会も当面はこういった形で運営してみようと考えていますので、ご興味のある方は是非、音◯へのご入会もお待ちしております。

★音◯入会希望はこちらまで★
info_yamauchi@yahoo.co.jp

※安全なコミュニティ運営の為、入会前に山内と一度ご連絡のラリーをしていただくことを必須としておりますので予めご了承下さいませ。

配布内容(二次利用は禁止となります)

●収録音源データ
・Ludwig Brassシェル
※ヘッド中心、ヘッド〜エッジ近辺の中間、エッジ近辺、オープンリムショット、クローズリムショット
※各打3発ずつ、各3秒間、各打Short term -23.6LUFSで統一
Top 0°(基準)
Top 15°
Top 30°
Top 45°
Top 90°
Hall(空気穴)
Bottom 0°
Bottom 45°
Top-#_Bottom-♭(トップ半音上げ、ボトム半音下げ)
Top-##_Bottom-♭♭(トップ全音上げ、ボトム全音下げ)
Top-0_Bottom-♭♭(ボトム全音下げ)

・Pearl Brassシェル
※ヘッド中心、ヘッド〜エッジ近辺の中間、エッジ近辺、オープンリムショット、クローズリムショット
※各打3発ずつ
Top 0°のみ

●ドラム研究会Vol.2資料pdf
今回の実験の解説(動画内容と重複有)

●スネア倍音構成_比較
※numbersとxlsxファイルの2種類(どちらも同じ内容)

●スネア倍音構成_計測数値pdf
上記比較データで実際に計測した数値のメモ


ダウンロードはこちらから

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