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フィギュアスケートはじめました #13 スポーツ保険

 4日間通い詰めた全日本選手権の感想は書きかけ、四大陸選手権は見終わっておらず、北京五輪は全部見ましたけどまだまだ何度も見たいなぁ、でも世界選手権が始まる前までにHDDを整理しないと……ってな感じでしっちゃかめっちゃかな状態なのですが、先に書き記しておこうと思ったことを書きます。

 神宮からスクールの空きが出ましたと電話がかかってきたとき、ひとつ気になっていたことがありました。それはスポーツ保険。40代、いちおう必要最低限の生命保険には加入しています。しかし保険証券を見直してみると、フィギュアスケートをしていて怪我をした場合は……?という状況でした。そもそも運動をする習慣がなくて気にしたことがなかったですし。以前はお祭りに参加したりもしていましたが、ありがたいことに、都度都度保険をかけていただいておりましたので、安心しきっておりました。

 そもそもスクールを続けられそうかどうかはやってみないとわからないと思っていたので、旅行保険のように、一日単位で掛け捨てで入れるスポーツ保険があれば入っておこうと思って調べてみました。

一日単位で加入できるスポーツ保険

 ざっくり調べてみた結果、一日単位のスポーツ保険は、団体じゃないと加入できないことがわかりました。
スポーツ安全保険 | 公益財団法人スポーツ安全協会 (sportsanzen.org)
スポスク補償制度|補償内容充実のスポーツスクール向け補償制度 (suposuku.jp)

 Softbankユーザーであれば1日単位で入れる保険もあったんですけど、まさかの「通院保険金は支払い対象外」の文字が。こういうのってたいてい通院するんじゃないんですかね……?(ほとんど怪我をしたことがないのでよくわからないんですよね。そもそもスポーツしないので怪我の原因がないのです)

 セブンイレブンのマルチコピー機のところにパンフレットが置かれていた1DAYレジャー保険も良さそうだな、と思ったのですが、月4~5回、スポーツをするのであれば、月払いのほうが良さそうです。
https://ehokenstore.com/1dayleisure/plan#cts_01 

個人で加入できるスポーツ保険

 検索したときにトップに出てきたのはアメリカンホーム保険。年齢を入力して最初に表示された年払の金額は、これならありかな、と思う金額でした。通院はオプションなのね~と思い気軽に「傷害通院保険金」をクリックしたら、保険料が一気に倍に!
これからも安心プラン - アメリカンホーム保険 (americanhome.co.jp)

 いくつかの保険を見てみて、私に向いていると思ったのはミズノスポーツ保険でした。団体保険に、CLUB MIZUNOの会員であれば個人単位・家族単位で加入できる仕組みになっているようです。月払なので、万が一緊急事態宣言が出てリンクが閉鎖されることになっても大丈夫です。あまり考えたくはないのですが。また、最初のページに「保険始期日が加入手続きをする日付により異なる」と書かれており、安心したのはミズノスポーツ保険でした。基本中の基本ですが、大事なことを第一階層に表示しているのは良いと思いました。
 年間の保険料は1万円以内、フィギュアスケートをしていて自分が怪我をした場合にかかってしまいそうな費用は一通りカバーできそうです。ただし、携行品の損害保険をつけてしまうと、保険料が一気に高くなります。
ミズノスポーツ保険 (mizunoshop.net)

 もう一つ候補として考えたのは、楽天の「超かんたん保険」のスポーツプラン。こちらは携行品の損害保険も含まれています。ただし、手術をしたときの保険金はなし。いやたぶん怪我をしたら手術しますよね!? それなりに危険ですよね!?
【楽天市場】スポーツプラン:楽天超かんたん保険 (rakuten.co.jp)

加入したスポーツ保険+α

 最終的に加入したのは、ミズノスポーツ保険の個人型セットS2(月払810円、12か月で9,720円)でした。
スポーツサポート 個人型 補償内容画面 | ミズノスポーツ保険 (mizunoshop.net)

 その後、スクールを続けようと決めて初心者用のスケート靴(約3万円)を購入してから、いちおう楽天超かんたん保険の持ち物サポートプラン節約コース(年払1,530円)に加入しました。
【楽天市場】持ち物サポートプラン:楽天超かんたん保険 (rakuten.co.jp)

 こうして少しづつ、少しづつ、フィギュアスケートを始めるにあたって貯金が減っていくことになりました。スポーツ保険、スケート靴+α、ヘルメット、衣類。6年前に、3泊4日で台北に四大陸選手権を見に行ったときの旅費と同じくらいの金額です。でも旅をするのと同じくらい、充実した週末を過ごしています。

なぜリスクに備えようと思ったのか

 保険に加入するまでの経緯を書き記そうと思ったのは、毎週末にスケート場で誰かしらが怪我をしていることがきっかけでした。

 北京五輪が始まり、フィギュアスケートの団体戦や女子のアイスホッケーの試合が放送されているからでしょうか、神宮は2月の土日祝日はいつも札止めになっています。スクールの前後に一般滑走をしても良いことにはなっていますが、私には転びそうになっている人を避ける力量はないので、一般滑走をせずに帰ってきています。
 スクールもオリンピックのフィギュアスケートもない休日に江戸川に行ってみたのですが、江戸川とは思えないほど混んでいました。ただ、江戸川は神宮よりも手すりをつかめるスペースが広いのと、休日はスクールゾーンが設けられていないので、自立してまっすぐ滑れない状態の人は、江戸川で練習するほうが上達しやすいと思います。

 本当は商業施設の特設リンクのほうが初心者にはやさしくて、先生の予定が空いていれば、当日申し込み可能の個人レッスンを受けられます。ひとりひとりのレベルに合わせて指導していただけるので、30分だけでもプロの指導を受けるほうが上達しやすくなると思います。

怪我をしやすい人とは(完全なる私見)

 私が幼少期にスケートをできるようになったのは、父から教わったからです。私の父は小学校の授業でスケートを習っていた世代で(だから伯母のスケート靴が家にあったのです)、フォアでもバックでも自分の進みたい方向に滑れる人でした。
 神宮でも江戸川でも、親御さんがお子さんと手をつないで滑っていたり、彼氏が彼女の手をつないで滑っていたりするのをお見掛けするのですが、上手な人、万が一の場合に対応できる力量がある人以外はレッスンを受けるほうが良いと思います。
 ここ数週間の間に怪我をしていた人は、大きく分けて三パターンありました。
・転びそうな人に巻き込まれた人。
 →自分の意志で転べる人、のほうが安全なんだと思いました。
・スピンをしようとしたり、上体を反らして滑ろうと試みる人。
 →トリノオリンピックから16年経っているのですが……。
・誰かの手を引いて滑っている人。
 →初心者を守れず、ご自身のからだも守れていないところを
  目撃してしまい、私自身もリンクに立つのが少し怖くなりました。

レッスンを受けるには

 神宮では春季教室が開催される予定です。
 土日休みの社会人は有休を取得する必要がありますが……。

 江戸川のスクールは、神宮の2回分と同じくらいの金額で、レッスンを4回受けられます(江戸川の自販機にスクールのチケットがあり、1回分だと思い込んでいたので神宮の倍なのかと思い込んでました……)。
 ただし区内在住・在学・在勤の方が優先で、大人は平日休みの人でないと厳しい時間帯ではあるのですが。

 楽しそう! 滑ってみたい! 行ってみよう! という気持ちがあっても、それなりに危険が伴うスポーツです。危険が伴うと理解すること、万が一の場合に備えること、できるかぎりプロの手を借りること。フィギュアスケートをはじめてから心掛けるようになったのは、この3点です。

 ただ本当は、全部が全部、気軽にできるようになるのが理想ですけどね。

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