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あけましておめでとうございます(2025年)

昨年もたいへんお世話になり、ありがとうございました。

昨年は、弁護士業では、世界情勢・社会情勢を反映してか、ソフトウェア開発に対する米国の法規制に関する相談や、ネット上の誹謗中傷・知的財産権侵害に関する案件が増えました。また、「ネットワーク関連発明に関する特許権の域外適用」を検討する特許庁の有識者会議に参加する機会に恵まれ、私なりの貢献ができたものと思っています。この論点については、今年も引き続き追いかけていきたいと考えています。

昨年6月から、アマチュア無線愛好者が集まる一般社団法人の常務理事をお引き受けしています。6万人以上の会員を擁する非営利団体の運営は、依頼者の個人的な権利擁護に努める本業とは違った思考が必要で、新鮮な経験を得られています。11月には、バンコクで開催された同種団体の国際会議に出席しました。一般法人法や電波法もだいぶ勉強しましたので、本業でのご用命をお待ちしております(笑)。

昨年10月、飯田橋駅北方の神田川にかかる白鳥橋の工事中に、アスファルトの下から都電の遺構が発見されました。工事主体の都に、2020年から仲間と取り組んでいたお茶の水橋の都電レール保存運動が影響を与えたようで、発見されたレールと敷石が各地で保存されることになりました。近代産業遺産の保存の在り方に一石を投じることができたのかもしれません。

プライベートでは、父母の墓を元浅草に建て、一周忌を済ませ、ようやく落ち着きました。娘は二十歳になりました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2025年元旦 山内貴博

#note書き初め

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