春学期の成績評価を終えて

関大は今日までが一斉休業期間。同時に今日までが成績入力期間ということで、今日は朝から採点と成績入力。

基本的に僕の授業は毎回の振り返りがあり、その都度点数を付けているので、最終レポートのウェイトは低く、そこまで時間がかからない。

とは言え、ほとんどの学生がこちらが伝えているより多く書いてくるので(大体3,000字くらい)、それなりには力がいる。また、授業を通じた学びと成長の深い気づきや熱い想いを書いてくれる学生も少なくないので、時に涙ぐみながら読ませてもらっている。大学の授業のあり方について切実な要望を寄せてくれる学生も多い。

評価基準は予め何度も学生には伝えているし、絶対評価で行うので、また、ゲタは履かせないので、正直、ちゃんとやった学生はしっかり取れるけど、やっていない学生はちゃんと取れないというのがかなりはっきり出る。甘い評価に慣れている学生らにとっては厳しい結果かもしれないが、不透明な評価ではないので、腹は立つかもしれないけど納得するしかないだろう。

持論として、厳しい評価をするには教員側の授業に臨む覚悟と深いエンゲージメントが不可欠で、それなしにただ厳しい評価を付けるのは良くないと考えている。

とりあえず、春学期の成績評価を終えて、今日はゆっくりするとします。

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