キミとねこ。―Dream Amiとペンキ―
目の前にいるだけで、幸福感を与えてくれる猫。人間と同様に、猫によってそれぞれの個性があるのも可愛いところ。「キミとねこ。」では、そんな猫たちと愛らしい飼い主を紹介します。
今回はアーティストとして活動するDream Amiさんが登場。愛猫のペンキちゃんとの暮らしや、家族みんなで溺愛している生活について語ってくれました。犬派から猫派への転身を遂げることとなった、Dream Amiさんのペンキちゃん愛をたっぷりお伝えします!
Instagram上で輝いていたペンキちゃん。
ペンキちゃんと出会ったのは2020年の春。もともと私はどちらかというと犬派だったんですけど、住んでいるマンションが犬を飼うのがダメだったので、猫を探し始めたのがきっかけです。
ちょうどその頃紹介してもらった、保護シェルターのInstagramを見ていたときにペンキちゃんを見つけて、「この子だ!」と思ってすぐに連絡して、次の日に会いに行きました!
それまでは「猫飼いたいね」というくらいで、どこか現実味がないまま、なんとなくInstagramの投稿を見ていただけだったんです。だけど、ペンキちゃんを見つけた次の日には会いに行って、そのまま家族に迎え入れました。結構一瞬の出来事だったけど、今思えば運命だったのかな?と思います。
いろんな猫ちゃんやワンちゃんが掲載されているInstagramだったんですが、ペンキちゃんだけなんか光って見えたんですよね(笑)。
ペットショップでは殺処分扱いになってしまうはずだった。
スコティッシュフォールドなんですが、売り物にならないという理由で殺処分扱いになるところを保護された子です。理由はいくつかあったんですけど、確かヒゲが短いというのと、病名を忘れてしまったのですが肋骨が少し潰れているというのが先天的にあって、長生きできないかもしれないということでした。それだけで販売ルートから外れてしまうみたいなのですが、ヒゲなんて短くてもまったく気にならないし、今のところ病気もまったくしていないです! 体が弱いなんてこともなく、元気に育ってくれていますね。
「猫は沼る」を実感。
ペンキちゃんを飼うまでは、実家で犬を飼っていたこともあり、犬派でした。猫は沼るって聞いていたけど、構って〜って来るほうが可愛いし、いつも膝の上に乗ってきたりするのも愛おしいし、犬のほうが愛情表現豊かでいいじゃん!くらいに思っていたんです。
けれど飼い始めると、「沼るってこういうことかー」と実感。色々と沼るポイントはあるけれど、例えばすごい気分屋でツンデレなところ。甘えるとか構って構って〜って常にくるわけじゃないし、呼んでもきてくれないこともあるけど、ものすごく甘えてくる日もあるんですよ。
全然違う部屋の隅っこで寝ている日もあれば、めちゃくちゃ甘えん坊の日は一緒に寝てくれたりする。そういうときは、すごく特別に感じちゃいます(笑)。
胸に乗ってきてくれるけど、お互いに自慢し合う夫婦。
ペンキちゃんは基本的には甘えん坊だと思います。家の中ではわりとついて回ってくるし、パソコンをやっている時だけはキーボードの上で構ってほしいとアピールしたり、真横で寝始めたりするんです。パソコンやっているときは絶対に(笑)。
膝にはあんまり乗ってきてくれないんですが、抱っこもわりと好きで、たまに寝ているときに胸の上に乗ってきてくれることがあるんです! こっちがちょっとでも動いちゃうと降りちゃうから、じーっと動かないようにして幸せを噛み締めています(笑)。そういう時にはこっそり自撮りをして、乗っていたっていう証拠を夫に送ったりしています。そうすると「自分で乗せたんでしょ!」『違います!』みたいなやり取りをしながら、お互いに自慢し合うんです(笑)。
家族がどんどん増えていくのが幸せ。
ペンキちゃんが来てから生活の変化は特にないのですが、家族がどんどん増えていくのは幸せだな〜と感じます。子どもよりも先にペンキちゃんがいたので、我が家の長女という感じ。子どもとは兄妹みたいな雰囲気があって、独特の関係性を築いているのを見ているのもすごく幸せです。二人がコラボしているのを見ていると、もうずっと写真撮っちゃいますね。
ペンキちゃんが機嫌良さそうなときは、子どもが寝てからの時間です。仕事部屋があるんですが、そこで夫婦で並んでパソコンをやっていたり、しゃべっていたりするときに、ペンキちゃんも絶対にそこにくるんです。私たちの足元で寝たりとかしてるのを見ると、「ペンちゃん今絶対に幸せだよね!」みたいな話を夫婦でしています。
反対にすごく機嫌が悪いときには、基本的に寄ってこないですね。探さないと見つけられないところに隠れちゃうタイプなんです。そっとしておくのが一番だなって思います。忙しくて構ってあげられなかったり、ペットホテルに預けた後だと、そうなっちゃいますね。
うちの子が世界一可愛いと思っています!
夫婦でよく、「ペンちゃんってさ、親バカとかじゃなく、普通に一番可愛いよね。多分スコティッシュ界で一番可愛いよ! 猫界の橋本環奈ちゃんだよね。こんなに美人で可愛い猫いなくない?」といつも言っています(笑)。
毎日毎日見るたびに本当に新鮮に可愛いって、心底思っています。毎日一緒にいるのに慣れないんですよね。だから、「大大大好きだよ! 本当に大好き! そのままでいいよ」って思って暮らしています。
Dream Ami(どりーむ・あみ)
2002年 Dreamに加入し、デビュー。2011年より、ガールズ・エンタテインメント・プロジェクト“E-girls”の中心メンバーとしても活動開始。 音楽活動のみならず、多数のテレビ出演やラジオのパーソナリティを担当するほか、2015年には「ドレスを脱いだシンデレラ」で、E-girls初のソロデビューを果たす。2023年9月に約2年半ぶりとなる配信シングル「Love & Laugh」をリリース。さらに、Dream加入20周年と「Love & Laugh」を引っ提げた単独ライブ、「Dream Ami Anniversary Live ~Love & Laugh〜」を同年9月にビルボードライブ横浜にて開催。自身初のグランドミュージカル「ジキル&ハイド」に出演(2023)するなど、今なお活動の幅を広げている。
衣装クレジット:
ワンピース ¥42,900、パンツ ¥28,600/共にNEPENTHES WOMAN TOKYO(03-5962-7721)
ミュール ¥22,000/YELLO(03-6804-8415)
スタッフクレジット:
photo:SAKAI DE JUN styling:Noriko Goto hair&maku-up:Kiyomi Ohnuki
edit&text:Makoto Tozuka
Produced by MCS(Magazine House Creative Studio)