グローバルに活躍できる人材っていまのおとなに育成できるの?
リモートワークが進んだことで、現地に行かずに海外とのやりとりをしようとしたとき、国境という概念が以前よりなくなっている気がします。
一方で渡航制限とかで実際の国境は超えるのが難しくなってしまったわけですが。
今後オリンピックが無事に行われたりするなら、もうすこし日本もグローバル化するのでしょう。
でもね、グローバル教育って、英語得意になったり、海外情報最先端になることなのかな?
日本には日本独自の高等教育があって、分野によってはもちろん海外もほうが進んでいる分野もある。医学部なんて東欧とかで学んだ方が安いし、内容も充実しているときくし。
日本が得意としている分野なら、わざわざホームシックになる場所に留学しなくても、自分のホームから学べる。そうやってプロレベルになったなんかの知識や技術を海外のひとが必要とする、っていう方面のグローバルもあるし、要は自分がどういう価値を提供できる人間 になるか、っていうほうが大事なんじゃないかなと思う。
もちろん、グローバル認定とかBI認定(バカロレア)されてる学校卒、の表記があったらある程度判断しやすいってのはあるかもしれない。
でも、グローバル人材育成の、って名のつく人材を必要としている外国人は、そんなに甘くはないと思います。上部のグローバルだけで勝負はできない。見抜かれる。もしグローバルを学びました、というレベルで評価に影響するとしたら、それは日系の企業であったり、管理職が日本人の会社だと思う。
日本のかんがえかたで組織運営しているから。
なにがいいたいかっていうと、うわべだけのグローバル人材育成のを量産することに意味はあるのかな?っていうこと。
それってちょっと世界をあまく見ている。そろそろ、上部の能力じゃ、通用しなくなってきているし、日本人が途上国だと思っている国のひとたちの実力が増してきている。
リソースは十分にあるはずの日本人、そろそろ本質に気づいて、根本的なちからがあるひとたちを育成していかないとだめな時期なのに、まだまだ学歴主義、学校主義で、足踏みしてるんだな、と危機感を持ってます。
せめてもの救いは、こどもたちの世代がこの辺本質を理解して進み出しているということ。
おとなが分からずグローバル人材、って管理しないで、でもデータや経験としての社会経験は伝えていけたらいいよね、とおもいます。
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