【戻れ!賑わい、甲府市中心商店街】
(あくまで私見につきご容赦を🙏🏻)
私もかつてこのエリアにミニスーパーを2店舗出店して、街の活性化に協力した思い入れのあるエリア。その名も歴史と伝統の「甲府市中心商店街」
モータリゼーションの変化により、顧客が郊外へ流出し、それまで賑わっていたいわゆる「駅前」や「中心商店街」が寂れていく今日この頃。
デパートも無くなり、それを当てにしていた個人店も閉店、補助金で呼び込んだ新たな店たちも、人通りが無くなればハイさようなら!甲府市中心街もご多分に漏れず(いや先頭を切って)酷い状況である。
こうした流れで『空き店舗』が増えていく…。
そして出て来る行政のアイデアが「チャレンジショップ」などの名前で、空いた店を埋めて賑わいを取り戻そう!という毎度お馴染みの安易な施策である。
2週間やそこらの賃料を補助し、起業を考えてる人やビジネスに興味がある人を掘り起こし、ひいてはシャッター通りになった商店街を再生しようとするもの。まったくのんきなモノである。
もしそのビジネスが当たり、そこで本腰を入れて商売をしようとすれば、やれ「よそ者」だの「この街のしきたりに従え」だの「重鎮に仁義を切れ!」などと時代遅れの「妖怪たち」が現れ、モチベーションを下げられて終了である。
無料の駐車場もない、商店街のオーナーはこの「チャレンジショップ」の家賃補助で収入が発生してホクホク。このまま中心商店街は「困った困った、お客が居なくなって困った(><)」と言ってれば、首長もなんとかしてくれるというもの。中心商店街は恵まれている…、他の商店街など何の助けもなく朽ちていくばかりなのに。
どうしてこのように不公平な補助や施策があるのだろうか?
田舎の商店主だった私は、いつも県庁所在地などと大きな街の商店街に焼きもちを焼いたものだ。
大きな商店街からは必ず一人くらい議員(商店と兼業)が出ている。そうでなければ商店街をバックに当選する議員がいる。下手に票を持っているから首長も無碍にはできまい。
美味しい(費用対効果の低い)補助金の「申請する側」と「補助する側」が同一人物では、声の大きい商店街が有利になるのは明らかだ。そんなのはダメ!
・甲府市中心商店街、いつまでこんなことやってる?
・行政も何をそんなに怯えて商店街を持ち上げるの?
・毎年授業の一環で、学生に「商店街お買い物マップ」を作らせるのやめましょうよ!
☝️時代の流れとは言うものの、商店街の復活には強いリーダーシップが必要です。それを引っ張るのは「補助金」ではなく商店主の情熱です。
やる気がないならお客さんに見放されて「座して◯を待つ」もよし。
嫌なら商店街の旧態依然の「重鎮たち」にご引退いただき、執行部を総取っ替え!これしかないというのが私の持論です。
YouTubeで「甲府市商店街」で検索すると、香ばしい話題がたくさん出てきます。私の話題も出てました (笑)
小林久 新宿講演会(7/23 17:30〜)
会場参加・オンライン共、参加者募集中です!
https://www.kobayashihisashi.com/new-更新情報/