【食品値引き「店員の勘」から「AI」でロス減へ?】
スーパーでよく見る「夕方の売り尽くしセール」、担当者が賞味期限の短い生鮮品などに「値引シール」を貼って売り、少しでも売れ残りを減らすこの販売方法。このタイミングを狙って買いに行く客も多いほどである。
なになに?今度はイオンやローソンで、人間じゃなくて「AI」が値引きのタイミングや値段を判断すると?(@_@)
昔は(きっと今も)たくさん売れると思って陳列したものの、お客さんの入りが悪かったり、天候などの影響で売れ残った時は、「値引シール」の嵐となり、当然部門の「粗利益率」はガタ落ちとなった。
担当者の勘に頼った陳列数、そして同じく人間のさじ加減で行われた「値引き」を機械任せにしようという時代になった訳だ。
きっとこれからは利益を削る「値引き」を極力減らして儲けを確保することを目的に、AIに任せることが当たり前になるのかも知れない。
👤もし私がこのAIだったら…
・そもそも製造し過ぎたから売れ残って値引きするのだから、過去のデータや天候による来店客数予想に基づいて、陳列量を決める。おのずと少なくなるな!
・「途中で売れたらまた作って出せばいい?」 そんなこと出来ないよ、人手不足で作る人は帰っちゃうし(^^;
・なるべく少ない金額の値引きにしたいから、「10円引き」とか「1割引」の値引きで抑えてやろう!
・これからは値引き前提の根付けはできないぞ(^^; お客さんだって薄々感じてるはずだ。値引きせずに売り切れるなら、もっと安く売れるんだし…。
まあ機械ならそんな感じか…。
☝️これが度を越すと、刺身や生魚、お弁当や総菜はいつ行っても売り場はガラガラ。値引きされるものはとても少なく、売れても追加すらしない。
夕方の「値引シール」目当てのお客さんは、他の人任せで値引シールオンパレードのスーパーに流れて売り上げは激減(泣)。きっとそうなる(と私は)思う。
👤スーパーは鮮度が命!沢山並べて沢山売って、残ったらバンバン値引いて売り尽くし!そして明日はまた新しい商品で売り場を埋める。これぞスーパーってもんでしょうが?
☝️それより、AIに任せて値引きが減れば、当然儲けが増えるんだから、全体的に商品価格が下がるならいいけど、そんな訳ないよね?
これって「食品ロス」の削減じゃなくて、「利益ロス」の削減。利益率が上がって、売り上げが下がる本部主導の悪手。
「見直し必至!」と言ってみる🙏🏻
#お客さんをAIでコントロールする
#なんでもデータ通りにはいかない
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