【「すき家」が深夜料金導入へ!】
誰しもなんとなく感じていたこと…。
「こんな夜中に牛丼食べても、昼間と同じ値段でいいの?人件費や電気代も掛かるし、お客さんもそんなに多くないのに…?」
👤他社が値段を上げないのに、自社が上げる訳にはいかない。そんなことをしたら値段据え置きのライバル店にお客を奪われてしまう(><)
☝️どうやらそんな流れが崩れてきたようである。
「そりゃそうだよな、これだけ人手不足とか最低賃金上昇と言ってるのに、夜中に牛丼食べられるんだから少しは値段が上がっても仕方ないよな(少しならw)!」
牛丼のすき家、4月から3割のメニューが値上がりしたのに加え(並盛が400円→430円)、さらに深夜(22時〜5時)には460円に値上げするという。
ファンにとって、MAX60円の値上げは痛いが、すき家の深夜勤務の時給「1,688円」を賄うためには、仕方ないことにも思える。
コンビニや飲食店などは、人材確保のために深夜の時給は当然上がるが、それを商品の価格に転嫁することは難しい。昼間より売り上げは落ちるのに人件費が増えるのは、経営者にとっては経済合理性にも合わないことであろう。
(正)売り上げが増える→当然人件費は増える
(現実)夜間営業を維持するために、売り上げが増えないのに人件費が増える
おそらくこれを皮切りに、他の飲食チェーンも深夜料金設定へシフトしていくものと思われる。
「深夜割増料金」で思い浮かぶのは『タクシー料金』だろう。深夜に働くドライバーのために、通常より2割増しの料金を払うもの。
私は前から、「逆に深夜『割引』したら、長距離のお客さんが増えて売り上げが増えるんじゃないか?」「深夜こそ安くして回転を増やすのが利益増の秘訣だろ?」と思っていたが、それをやる企業はなかった (笑)
【すき家の牛丼、夜10時から2割引き‼️】
これで売り上げがこれまでの5割増しになるから、アルバイトの時給を上げられるはず!(乱暴な仮説です🙏🏻)
そう言えば、ゴルフの「キャディさん」の料金、雨が降ると『曇天手当』といって割増料金になったことを思い出した。
☝️深夜に運ばれた病院、土日に配達してもらう郵便(書留や速達)、重さや大きさによって値段が変わる宅急便。人的サービスなら値段が変わっても消費者はあまり文句は言わない。
しかし何かを売る「小売」の商品の価格に、「人件費相当分」を転嫁することには抵抗がある。あくまでその商品の利益の中から、人件費を捻出せよ!との理屈である。
👤だから「小売業」や「外食産業」スタッフの給料は最低賃金に近いのだ!と言ってみる。
そう考えると、お客さんさえ納得すれば、時間帯別や状況別(土日、繁忙期)で価格を変えてもいいのかも知れない。ニセコスキー場のラーメンは3,000円だし(^^;
#ダイナミックプライシング
#一物二価
#ラーメン店でも深夜料金マシマシで