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【倒産社長の日々雑感~日陰から見た風景】

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倒産・破産を経験した私が、世の中を斜めから見た「ホンネ」を綴ります!
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2023年11月の記事一覧

【備忘録〜運転免許証更新】

今日は5年ぶりに運転免許証の更新に行ってきた。普段はあまり遠出もしないので違反もなく、「優良運転者(金色)」更新の部屋で30分講習を聞けばそれで終わる。 優良運転者講習の部屋に集まった人たちは、みんなどこかしら上品そうに見える。そりゃそうだ、5年もの間「無事故・無違反」、またはそれがバレなかった優良な運転者。 以前2時間の「免停講習」に行った時は何となく怖く、例えるなら『横浜銀蝿』のライブ会場の様な雰囲気だったことを覚えている💦 教官が「ルールを守る真面目な人ほど、他の

【ショップ店員の身だしなみルール緩和に思う】

時代が変わり、昨今の「人手不足」でスタッフを確保するのも一苦労(^^ゞ見た目やファッションもその人の「個性」であり、お客さんさえ問題なければ、(もちろんルールは決めた上で)自由にできる世の中が望ましい。(または身だしなみ緩和でお客さんが多少減っても仕方ない→堅物の店と思われたくないし…) 「お客様は神様です!」の時代が長かった日本において、お客と従業員の関係は「主と従」の印象は否めない。おもてなし・気遣い・機転・配慮…、日本の美徳でもあった。 👤私は古くからのスーパーの社

【空いた口が塞がらない…】

この意味は『あきれて物も言えない』『唖然とする』。 皆さんの口は塞がっていますか?健康のためちょっと「血流」を促進致しましょう(^O^)/ 👤親分が「減税する!」と言ったら、子分が『そんな金なんかもう使っちまったわ!』と言い返す。どっちが偉いんだか、『Z』がそんなに偉いのか? 👤末は博士か大臣か、それとも副大臣に政務官。 →税金集める偉い人が、自分の税金滞納してちゃダメでしょう?ましてや税理士稼業なのに4回も差押えってw。(倒産・破産の私でも、差押えは一回ですよ!) ☝

【会社社長 VS 個人事業主】

世は「飛び石連休」で観光地がそばにある自宅付近の道路は、県外ナンバーの車が増えている。「休むことは悪いこと」などという昭和の感覚など、もうどこにもない(と思うw) 私が田舎のスーパーの社長だった時、個人的には 👤毎日が休日(土日祝日)なら売り上げが増えるぞ! (今は休日はいらない、毎日平日でいい!なぜなら休日には仕事が来ないから) 👤従業員には申し訳ないが、一日も店を休業したくない。もちろん大晦日も元日もだ! 👤月末は銀行の休みがいい!支払いは休み明けで済む。それまで売

【創作〜ある「田舎生まれ」の一生】

つい先日、地方新聞(紙もネット版も)を解約してしまったが、特段不便なことはなかった。アプリで地元のおもなニュースは見られるし、そもそも地方局のスポンサーの「ちょうちん記事」などに興味はない。 ☝️ひとつ困るのは地方新聞の唯一の存在価値「お悔やみ欄」と「死亡広告」である。 個人情報の最たる「個人の生き死に」に関わるこのイベントに、市役所で死亡届を見た地方紙の担当者は連絡をしてくる。「生前お付き合いのあった皆様へのお知らせと葬儀の告知のため、掲載は無料ですので!」、断る遺族も

【世に言う『暴露(本)』について】

限られた関係者しか知らない事実、放っておけば世に出ることはなかった事件、イメージをひっくり返す様な企業や有名人のスキャンダル…、これを世に出す行為『暴露』 その方法は暴露本の出版だったり、WebメディアやSNSでの公表・通報、または記者会見という形で行われる。そしてこのことを機に捕まったり、謝ったり、辞めたり、逃げたりと社会の興味を惹くことになる。 なんの関係もない人のことでも、みんな「暴露話」には興味がある。「知りたい、もっと知り合い!」は人の権利や欲求でもある。 ☝

【老舗企業の証『襲名』】

歌舞伎・相撲・落語(演芸)などの世界で、伝統ある先代の名前を代々引き継いでいく制度、それが『襲名』である。 海外でも立派な父親の息子には「◯◯Jr.」の名が付けられる(そう言えば芸能事務所もそうw)。いずれにしても基本は「父親から長男へ」と引き継がれていく。 ☝️静岡の巨大企業「鈴与」が「スカイマーク」の筆頭株主となり、既に経営権を持つ「FDA」との相乗効果で、JAL・ANAに次ぐ第三極を狙う、とのニュースを見た。 👤「私が注目したのはそこではなく、代々続くその「鈴与」

「販売終了」していてショックな飲み物ランキング

👤先日の投稿で「今は消えてしまったお菓子」のことを書いたら、想像以上に皆様の反響が大きく驚きました。商人でもある私はそれに乗っかって、今日のネタを探したのでございますm(_ _)m それで二匹目のドジョウを狙い「惜しくも姿を消した『飲み物』についても調べてみました。 ✅先ずはランキングの『ベスト5』から 1位 日本たばこ産業「桃の天然水」 →華原朋ちゃんがCMで「ヒューヒュー」 2位 コカ・コーラ「メローイエロー」 →CMは「とっても訳せない味」 3位 大正製薬「ゲ

【清く、正しく、美しく】

阪急電鉄や宝塚歌劇団の創設者『小林一三』は、私の生まれた山梨県韮崎(にらさき)市に生家がある。同じ市内どころか「本町一丁目」まで同じ近所で、今では「一三記念公園」と呼ぶにはちょっと寂しい跡地が残っている。 その一丁目は「小林姓」が多く、おそらくご近所の三分の一が(何の関係もない)小林さんだった。だから私も小林一三の末裔(まつえい)ではない。(たまに親戚だと嘘をつく程度) 私が青年会議所に所属していた1995年、地元に文化ホール(1,000人収容)が完成した。その「柿(こけ

【姿を消したお菓子たち】

マーガリンの『ラーマ』をご存じの方はどれくらい居られるだろうか? 「ネオソフト」独り勝ちの陰で、根強いファンがいたことも事実である。この度その昭和の人気商品「ラーマ」が販売を終了するとのニュース。 ☝バターの代替品として扱われることが多いマーガリン。双方の違いは、主に原料と味わいに違いがあるものの、トランス脂肪酸が含まれていることで、健康志向の現在では多少イメージが悪い。 子供の頃など、バターとマーガリンの違いなど知る由もなく、ベタベタとパンに塗っていたものだ。 ☝️

【事業承継の難しさ〜中小企業編】

創業者が苦労して立ち上げ、幾多の困難を乗り越えながら、自分の会社が発展していく。社長にとってこれ以上の喜びはない。この繁栄が永遠に続くことを願う気持ちは、すべての経営者に通じることだろう。 しかし人は等しく年を取る。自分だけは人より若く、いつまでも社長を続ける自信があっても、いずれは後継者に跡を譲る「事業承継」という問題にぶち当たる。 上々企業や大会社のいわゆる「雇われ社長」なら、実力・派閥・持ち回り等、諸般の事情で社長が定期的に引き継がれていくが、こと中小企業はそうもい

【スーパーの『半額シール』待ちをする人たち】

スーパーでは毎日、売れ残りの「廃棄ロス」を減らすため、夕方から閉店時間に向けて「1割引」「2割引き」〜『半額!』の値引きシールを貼って、お客さんに買ってもらう努力をする。捨てることを思えば、幾らかの売り上げになった方がスーパーもありがたい。 値引きされる商品は主に魚や肉の「生鮮食品」と消費期限が短い「お惣菜や弁当」がメインになる。 悪いことを考える人は、他の商品に貼られたシールを剥がし、自分の欲しい商品に重ね貼りをする。(中には従業員が持ち出すケースも(@_@)) ☝️

【やられたら、やり返す!】は正解か?

①自分からはやらないけど、相手から理不尽な攻撃を受けた時はやり返す! ②喧嘩は売らないが、売られた喧嘩は買う。 私を含めて「負けず嫌い」を自認する人は、こんなタイプが多いのでは?「短気」とも違うし、何でも噛み付くガラッパチとも違う。ジャンケンを勝たなければ終われないのには少し似ているかも(^^; ビジネスに限って考えると、どんな業界でも自社のライバルは存在する。「好敵手」なんてキレイな言葉で表せないくらい憎っくきアイツ…。なにかとちょっかいを出して来る。 ☝️私の(か

【学校給食の豚肉で産地偽装、10年以上も?(@_@)】

川崎市立の小学校80校・中学校33校で、給食に使われる豚肉を提供していた食品加工会社が、10年以上前から国産より安い外国産の豚肉を「国産」と偽って混入させていたこの事件。 まあ食品を扱う業者としては、「最低」の業者であることは言うまでもない。しかししばらくの「指名停止」の後、また納入業者として復活することも否定できない。なぜなら決められた(安い)予算の中で、学校指定(国産や大きさ指定・カット要請)通りに納入できる業者が減ってしまったからである。 私のスーパーも長年、学校や