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【倒産後記〜今だから言えること、言いたいこと】

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創業105年の老舗スーパーの社長が「倒産」してからの出来事や心情を綴ります。
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2024年5月の記事一覧

【➁自己破産時の実務マニュアル】

前回の『①会社倒産時の実務』に続いて、連帯保証人である経営者が「自己破産」する際の実務です。重ねて皆さんはご参考にされません様に(^_−)−☆ 会社への融資の「連帯保証人」となっている社長も、現実的に返せなくなれば「自己破産」を選択せざるを得ない。「死んでお詫びをしろ!」とか「お天道様の下を歩くな!」という問題では無く、ここでは破産処理の段取りを説明していく。 ①代理人弁護士に対して、債権者と債権額、自分の資産の中から換金して債権者に払える(配当できる)ものをリストアップ

【①会社倒産時の実務マニュアル】

私の経験から得た「もしもの時」のマニュアルを書いてみます。 できれば皆さんはご参考・ご活用されることのないようにお祈りします(^^ゞ (ここでは債権者と債務者の意思は考慮せず、一般的な流れを説明します) ①『諸般の事情』で会社の営業停止を社長が決断🙇🏻♂️💦 株式会社の場合「臨時役員会」でそのことを決議→この時点で事実上『倒産』 ②それから従業員に告知するか(事前告知)、従業員も後から知るか(経営者の雲隠れ)は、社長の判断次第。 ③代理人弁護士を通じ、裁判所に「破産」

【教えて小林さん!】

私はよくSNSを通じて質問を頂くことがある。 「いつも興味深く読んでいるが、核心まで全部は書いてないでしょ?そこんとこ教えて🙏🏻」などとストレートに(^^ゞ という訳で、裏ではこんな会話をしているということをご質問者の了解を得て共有します(そりゃSNSにすべては書けませんからね) ※ あくまでも私個人の勝手な見解なのでご容赦を🙏🏻 ✅Q. 小林さん、一連の投稿大変興味深く拝見しています。いきなり変な質問して申し訳ないのですが、倒産から復活されて再び活動されている小林さん