飼い猫やまとの治療記録10
室内飼いの黒猫「やまと」が「糖尿病」と診断されました。一時は状態が悪く入院していましたが、現在は退院し通院しながら治療を続けています。
◆退院から一夜明け、再び半日入院へ
退院した翌日2月20日、起きてやまとが息をしていることにとてもホッとしました。
朝は餌を食べさせてから注射をしないといけなかったのですが、やはり食べようとしなかったので口をこじ開けてカリカリを15粒ほど飲み込ませました。でも嫌がって中々口を開けようとはしないし、私も不慣れなので上手く開けさせることが出来ずにすごく手こずりました。
薬も飲ませないといけなかったのですが、カリカリで十分に不機嫌になっているところに追加で薬を…というのはとても無理そうだったので、あきらめて病院で飲ませてもらうことにしました。
(右の3種類が薬で、膵炎の治療のためですす。上からステロイド、吐き気止め、抗生物質。錠剤をこんなに小さく割るんだ…(゜ロ゜)とびっくりしました。左の茶色いのは薬を包んで飲ませやすくするもので、おやつで与えても大丈夫とのこと。味が良かったのかやまとはこれが気に入ったみたいで、小袋に入れて置いておいたら食い破られていたことが何回かありました(;^_^A)
そうこうしているうちに時間が来たので、キャリーに入れ動物病院に向かいました。半日入院させるためです。日中は仕事で家にいないので、注射を打って低血糖になってしまった場合帰ってきてから病院に連れて行っても手遅れになってしまう(=死んでしまう)可能性があるのと、血糖値の変化をモニターしてもらうためでした。
最近はそれほど低血糖の心配をしなくなりましたが、最初のころは低血糖になるのが不安でしょうがなく、私が家を空けている間にやまとがどうにかなってしまったらどうしようと不安でした。家に帰って生きているのを見るたびにホッとしました。
◆口をこじ開ける強制給餌はお互いにとってストレスが大きい
仕事が終わってやまとを迎えに行きました。連れて帰ってキャリーから出すと、怒って爪とぎをしていました。その後トイレでオシッコをしたのですが、またうっすらと赤い血尿でした。
(20日の血液検査の結果。肝臓の数値がヤバイです。肝リピドーシスになってたんじゃないかと思います。)
夜もいつまでたっても自分から餌を食べようとしないので、口をこじ開けての強制給餌をしました。なだめすかしてはいたのですがやはりとても嫌がり、食べさせた後は病院でしていたようにトイレに隠れてしまいました。
19日、20日と連続でトイレに隠れてしまったので、安全で安心できるはずの家なのに…と、とてもショックだったし、私を嫌いになってしまうんじゃないかと不安でした。
注射もしないといけなかったので、せっかく隠れたのに蓋を開けて注射を打ちました。隠れ家になっていない…(;_;)
ですが、たとえ嫌がったとしても食べなければ良くならないし、またケトン体が出てきてもいけないので、心を鬼にして食べさせよう…!と決意しました。
21日は朝にカリカリを食べさせ、薬も注射もしました。この日はたまたま昼休憩の時間に家に帰ることが出来たので、昼も餌を食べさせることにしました。
強制給餌が終わった後にやまとが布団に潜って隠れてしまったのですが、その時の背中が「凄く嫌なことをされた!!ひどい!!悲しい!!」と言っているようで、本当にショックでした。私の考えすぎと言われるとそれまでなのですが、あの背中は忘れられないと思います。
20日の夜に心を鬼にして…!と決意したばかりだったのに早速心折れそうで、私の精神が持つかな…と思いました。
◆治療費
20日は強制給餌、血液検査、皮下点滴、薬代などで11,510円でした。
累計263,040円です。
肝リピドーシスについてはこちら↓
低血糖についてはこちら↓
最近のやまと。体重も戻ってきていて、元気です(^_^)