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役割り

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世界には60億という人間がいて、 この先未来がどう変わるかなんて 見当もつかないし、 自分が残したものが 生き続けるかなんて無いかもしれないけど、 今の自分が観える世界を 今…
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愛しき深い海を好む黄色い人

眠れない、眠れない、
僕は誰かと一緒にいないと眠れない。

誰かが悲しんだり、苦しんだり、
心が折れそうなときじゃないと、
僕の明るさは役に立たないから、

誰かの側にいないと、僕は自分を知ることも出来ないよ…

子どものような明るい心は、
いつも無邪気に遊ぶことを知っています。

どんなところでも面白いものを見つけたり、
面白い遊びを作っては長い時間を過ごしていました。

一人で遊ぶ

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愛しき赤い空を歩く人

ここは西陽が照らす谷の国。

いつも全てに向き合い、
真実の検証を怠らない寡黙な赤い空を歩く人に敬意を払い、一つ二つとこの国の対価を支払う。

極上な香りと心地よい風を受け、
あなたの心に燃え盛る情熱に暖をとる。

一つ二つと鐘を鳴らし、
寡黙な人に敬意を払い対価を支払う。

僕にはそれが堪らない。

あなたのその真摯な姿勢に
僕の心は磨かれることが心地良いからだ。

赤い

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愛しき白い正人たちへ

人は本来は分かり合える存在。

でも、自分を伝えようとしながら「分かり合えない理由」を使って理解してもらおうとしてしまうのは何故なんだろうか?

そんな世界にはサヨナラ。

その君たちのルールは僕には適用してないし、
それが世界に通じる常識と勘違いしているのなら、君たちの自分の心は一体何を感じているだろう。

愛しき白い正人たちよ。

君たちが成長するまでに僕はどれだけ心を引き裂か

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古い魂

グラスの氷がゆっくり溶けだす音を聴いている。

この苦味は孤独や悲しみを噛み砕くように自分の中の心配事を漣だたせる強さを持つ。

その揺らぎを生み出し、
揺らぎを静かに見守るのも僕だ。
そう、僕の孤独だ。

大人気ない大人のふりをした子どもたち。
君たちには観えているのだろうか?

君たちが正しいと思う道は、僕から観たら厳しく、そして茨の道のように観える。

困難に向かって葛藤しな

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