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イタリアに行ってきた2〜ミラノ編〜

昨夜遅くにミラノ着のため本日から本格的なイタリア観光開始。
前回の記事はこちら。

本日はミラノ市街を中心に以下の順で回る。

ミラノの地図

ホテルで朝食

朝はビュッフェ式の朝食でイタリアらしいメニューを食べる。

生ハムとベーコンが美味しかった
カフェスペース ここでは食べてない
昨夜泊まったホテルの玄関
ホテルをあとに観光開始

ミラノの街並み散策

バスでミラノの街中まで行き、そこから徒歩でガレリアというショッピングモールまで行く。
途中の街並みは、思い描いたイタリアの景色だった。とても素晴らしい。

ミラノの街並み1
ミラノの街並み2

途中でツアーガイドの方が立ち止まって有名な像を紹介してくれた。

ジュゼッペ・ガリバルディ将軍

イタリア統一の三傑のひとりであり、建国の父と呼ばれるガリバルディ将軍。
彼の記念碑はイタリア各地にあるらしい。

更にミラノの街を歩くと朝日が清々しかった。

ミラノの街並み3
ミラノの街並み4

オシャレなカフェもたくさんあった。

ミラノの街並み5
ミラノの街並み6
ミラノの街並み7

謎の銅像を通り過ぎると、ショッピングアーケード ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリアがある。
有名なショッピングモールで、多くのハイブランドが店を構えている。

ガレリア1
ガレリア2

アーケード中央の床に雄牛のモザイク画がある。
この雄牛の局部に片足のかかとを乗せて、一回転すると願いが叶うと言われている。

僕はやってない。

雄牛のモザイク床
こんな感じで回る

ミラノの大聖堂(ドゥオモ)

ガレリアを抜けると、ミラノのドゥオモが見えてくる。
ドゥオモとは街で1番重要な教会という事で、日本では大聖堂と訳される。
ミラノ観光で最も印象的なのはここだった。

ミラノのドゥオモ1
ミラノのドゥオモ2

建物の中はステンドグラスがたくさんあり、厳かな雰囲気。

ドゥオモの内部1
ドゥオモの内部2
ドゥオモの内部3
ドゥオモの内部4
ドゥオモの内部5
ドゥオモの内部6
ドゥオモの内部7
ドゥオモの内部9

奥へ進むと人だかりができていた。
今日が日曜日でミサを行っている様子。パイプオルガンの音楽が心地よい。
観光客は遠くから見るだけでだが貴重な体験だった。

ドゥオモの内部10
ドゥオモの内部11
ドゥオモの内部12
ドゥオモの内部13 遠くに神父が立っている
ミラノのドゥオモ3 名残惜しい

スカラ座

続いて見学したのはイタリアオペラで界最高峰の劇場、スカラ座。
スカラ座の中と併設の博物館を見学した。
館内にはプッチーニやリストなど、音楽家ゆかりの品が展示されている。

スカラ座の前には建物と向き合うようにレオナルドダヴィンチの像がある。

レオナルドダヴィンチの像

建物外観は撮り忘れたので入り口だけ...。

スカラ座入り口

入り口を入って階段を上がるとリストが使っているピアノがある。

フランツ・リストのピアノ
フランツ・リストのピアノ
ロッシーニの銅像

その他、絢爛豪華な装飾品が並ぶ。

スカラ座博物館の中1
スカラ座博物館の中2
スカラ座博物館の中3
スカラ座博物館の中4
スカラ座博物館の中5

途中でモーツァルトの像が小さく置いてあった。しかも幼少期。モーツァルトの扱いが悪くないだろうか。

モーツァルトの像

スカラ座博物館を見学し終わると、劇場を一望できる。

劇場1

観劇はせずともスカラ座を堪能できて良かった。

スターバックス  リザーブ ロースタリー

スカラ座から10分ほど歩くとスターバックスがある。ここは世界で5店舗しかない焙煎機を備えたスターバックスだ。
他にはない珍しい限定商品が売っているので観光スポットとしても有名だ。
その他の店舗はニューヨークやシカゴ、上海などにある。日本にも中目黒にあり、そちらも人気である。

ミラノ店の建物はもともと郵便局として使われていたのでスターバックスらしくない。

スターバックスリザーブロースタリー外観
スターバックスリザーブロースタリー外観2
スターバックスリザーブロースタリー外観3

入場制限をする程の盛況ぶり。
上部の写真ばかりで伝わらないがたくさんの人で賑わっていた。

スターバックスリザーブロースタリー外観4

クラシックな外観に反して中はモダンで洗礼されていた。

スターバックスリザーブロースタリー店内1
スターバックスリザーブロースタリー店内2
スターバックスリザーブロースタリー店内3

せっかくなのでスターバックス定番のマグカップを買った。

スターバックスリザーブロースタリーのマグカップ

スフォルツェスコ城

スターバックスから10分ほど歩くとスフォルツェスコ城がある。
スフォルツェスコ城は、ミラノを支配していた一族・ヴィスコンティ家によって建てられ、1450年にスフォルツァ公爵により改築・増築され城塞となった。
その後も改築や増築がされるが、ナポレオンによって城の一部が破壊され、19世紀に修復されるといった長い歴史がある。

この城の敷地内にはミケランジェロの最後の作品「ロンダニーニのピエタ」が展示されている事で有名だ。

スフォルツェスコ城1
スフォルツェスコ城2
スフォルツェスコ城3
スフォルツェスコ城4
スフォルツェスコ城にある像

城の周辺には地元のミサンガ売りが何人もウロウロしてる。観光客に勝手にミサンガを巻き付けて高額な料金を請求する いわゆる「ミサンガ詐欺」だ。

僕も1人で写真を撮っていたら勝手にミサンガを巻かれそうになった。
腕を振り払ってイタリア人と若干揉めたが、事なきを得た。

イタリアの観光地は詐欺やスリに気をつけよう。

ピエタ美術館

城の城門を抜けると中庭がある。

スフォルツェスコ城の中庭1
スフォルツェスコ城の中庭2
スフォルツェスコ城の中庭3

この中庭の一角にピエタ美術館が建っている。
外観は撮り忘れたが、比較的小さな建物でロンダニーニのピエタ以外の美術品はほとんど無い。

ところでピエタって何なのだろうか?

ピエタとは聖母子像の一種であり、磔刑に処されたのちに十字架から降ろされたイエス・キリストと、その亡骸を腕に抱く聖母マリアをモチーフとする宗教画や彫刻などのことである。
ミケランジェロが制作したのは4作品(ただし、完成したのは『サン・ピエトロのピエタ』のみ)の通称と制作年、現在の収蔵場所は以下の通りである。。
『サン・ピエトロのピエタ』(1498年 - 1500年、サン・ピエトロ大聖堂)
『フィレンツェのピエタ』(1547年? - 、フィレンツェ、ドゥオーモ博物館)未完成
『パレストリーナのピエタ』(1555年? - 、フィレンツェ、アカデミア美術館)未完成
『ロンダニーニのピエタ』(1559年 - 、ミラノ、スフォルツァ城博物館)未完成
とりわけ『サン・ピエトロのピエタ』は、他の芸術家によっても同じ題材で数多く作られたピエタと比較しても肩を並べるもののない傑作であり、これによってミケランジェロの名声は確立された。また、視力を失いながら手探りで制作を続けたといわれる4作目『ロンダニーニのピエタ』はミケランジェロの遺作となった。

Wikipediaより

未完成かつ、ミケランジェロの遺作とは色々とストーリーを感じさせる美術品である。

実は今回のミラノツアーではレオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」を鑑賞したかったのだが、都合によりピエタ像に代わった。
ガイドさんによれば、ロンダニーニのピエタは「最後の晩餐」に並ぶほど重要で価値があるものらしい。

そして実際のピエタ像がこちら。

ロンダニーニのピエタ像1
ロンダニーニのピエタ像2

この像はミケランジェロが自分の為だけに作った作品と言われてる。
人生の最後に自分の全てを賭けて取り組んだ仕事が未完で終わるなんて、さぞ無念だったろう。
それでも後世に伝わり、大々的に展示されるのだからミケランジェロがいかに優れた芸術家なのかを感じさせる。

ピエタ像の台座 現在は別々で展示されている

センピオーネ公園

スフォルツェスコ城の裏にはセンピオーネ公園というミラノ市民憩いの場が広がる。

センピオーネ公園1
センピオーネ公園2

遠くには凱旋門(平和の門)がある。

これは当初、ナポレオンのイエナの戦いでの大勝利を祝うための凱旋門として建設が始まった。しかし、建設途中でナポレオン失脚したため、次にミラノを支配することになったフェルディナント1世の指揮のもと、平和の門として完成した。

公園から歩くと時間がかかるので、遠くから見ただけである。

平和の門

レストランで昼食

センピオーネ公園から更に15分ほど歩いたレストランで昼食を取る。

TORMARESCAというレストランは綺麗でオシャレだった。

レストラン1
レストラン2
レストラン3
レストラン店内1
レストラン店内2

料理はリゾットとカツレツを頂いた。
そしてカツレツの写真は撮り忘れた...。

美味しいリゾット

昼食を終えるとバスに乗ってヴェネツィアへ移動。

半日という短い時間だったが、振り返ると色々と回って内容の濃いミラノ滞在となった。

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