散歩のプロの歩き方
地域のコミュニティカレッジにて、商店街にスポットを当てた散歩の楽しみ方についての講座を受けてきました。
何と、かの有名雑誌『散歩の達人』の編集長を招いての講座でしたので張り切って行ってまいりました。
1.散歩のプロの視点
プロの視点として商店街を散歩する時、観光的、庶民的、迷宮的、文化的かを意識します。
1-1.観光的
東京上野のアメ横や、雷門の仲通りみたいな商店街は観光的ですよね。外国の方も沢山います。
1-2.庶民的
近所の主婦がネギを買い物袋にいれて、安い物を探し回っている光景のある商店街は庶民的です。こういったところの商店街を散歩する事も勿論、発見が沢山ありますし、面白いと思います。
1-3.迷宮的
上野アメ横や北区の十条商店街等はどこに曲がっても、お店があり迷宮的です。個人的には一回で飽きが来ないのが、魅力です。
1-4.文化的
東京の谷中の商店街のような、社寺に囲まれた商店街はやはり文化的と言えるのではないでしょうか。
2.散歩を楽しむため
商店街を散歩する時に、観光的、庶民的、迷宮的、文化的かの視点を置く理由は特に説明は受けておりませんが、確かにこの視点があれば、どのような用途での利用が向いているのかがわかると思います。
つまり、商店街の散歩の楽しむ為の足掛かりになります。
雷門の仲通り商店街のようなところに、石鹸や、お米など日曜品を買いに行く人はいませんよね。(売っているかという問題もありますが)
逆に家族で観光に来てるのに、近所の主婦がネギ等を買い物袋に入れて行き来しているような商店街というのは少し場違いでしょう。
2-1.商店街の散歩を楽しむ為の具体的な手法
①どんな商店街か知る
商店街の特色をざっくり掴むと言う事です。上でお伝えした文化的か、庶民的か、観光的か、迷宮的か等もそうでしょう。l
②鑑賞する
あたかも博物館や美術館を巡るように、商店、看板、陳列方法、文字等に着眼します。
③買う
商店街の楽しみの一つですね。注意点としては、最初に買うと物によっては散歩を楽しむ事が出来ないので、買い物は最後にまとめてしましょう。
④コミュニケーション
編集長曰く東京の場合ですが、東京東部いわゆる下町といわれる地域の商店の方がやはり、店の人がお話好きが多いようです。
喫茶店でも、飲み屋でも、列が出来たら並んでいるお客さんとも話しかけて楽しむと良い思い出になるようです。
⑤歩き回る
散歩なので、とにかく歩く事が基本です。迷宮的なのは楽しいですし、路地は散歩の基本だそうです。『ドロボー侵入禁止』という看板が例に出されております。特徴的な看板だと思います。確かに路地裏の醍醐味かもしれません。
3.プロの視点も大事だが、、、
商店街を散歩をする時に、観光的、庶民的、迷宮的、文化的の視点を置く事で自身にあった散歩の実現に近づく事が可能だと思われます。
編集長が最後に締めくくりの挨拶をしてくださいました。
『散歩は一生できる』
『つまらない街はない』
『だから、一生楽しい』
なるほどです。
しかし、編集長から出てきた言葉です。
『何も考えずに歩くってのも良いですよね、個人的にはそれが一番です』
え??じゃあ、今日の講座は?(笑)と言う感じですが。
では私が締めます。
散歩をする際は、観光的、庶民的、迷宮的、文化的かの視点を頭の片隅に置き、何も考えずに歩きましょう!