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介護施設アニマルセラピーのすすめ
何年も前からアニマルセラピーが一部の介護施設で行われております。ドクターフィッシュも魚ですが、広い意味で同じ類でしょう。
可愛いさに癒されて、リラックス効果があり孤独感が薄れると言われております。
【世話をされる側から世話をする側へ】
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ドッグセラピーを介護施設で実行しており、職員だけでなく利用者さん達にも可愛がられているワンちゃんがいます。
一部の利用者は餌をあげ、愛撫し、とっても嬉しそうです。おかげで、鬱だった利用者の活気が戻ったという話がありました。正直こんなに良い話はないと思います。
常に世話をされている利用者の気持ちもわからなくもない気がします。可愛い犬がしっぽを振ってこちらに来て愛撫されて気持ちよさそうに座り込む。
まさに必要とされている状態であり、マズローの5段階欲求の承認欲求に該当するでしょう。小さな承認欲求(自尊欲求)です。
又、人材不足の今だからこそ、利用者さんに穏やかに過ごしてもらえるように工夫をする事もプラスでしかないです。
【施設にデメリットはそれほどない】
![](https://assets.st-note.com/img/1644054624885-OEvDzKh1Oh.jpg)
確かに、犬を飼う事のデメリットや問題もあるでしょう。
・餌代
・衛生面
・誰が面倒をみるのか
・不運にも亡くなった時の事等
・しつけ
・犬アレルギー
・犬嫌い又は、動物嫌いな利用者がいる
しかしこれは、どちらかというと一般家庭ででのデメリットや問題が多いです。餌代は同じようにかかりますが、一般家庭で出す餌代程度の経費の捻出は経営を圧迫するとは思えません。
介護事業所(施設)であれば、衛生面に関しても医療ケアの領域や食事の領域、そして厨房領域と切り離す事が一般家庭よりも容易なはずです。面倒をみるのも職員、利用者と常時いるので問題ないと思われます。
従って、しつけ、不運にもなくなった時の職員や利用者の情緒、犬アレルギーの問題くらいをクリアできれば実行可能なのではないでしょうか。
まとめ
今回はアニマルセラピーに焦点を当てましたが、大事なのは利用者さんが活気を持って生活する事です。
又、介護人材不足は利用者へのケアだけでなく余暇や情緒にも影響を及ぼしていくものです。ぜひ、アニマルセラピーを再度検討してみてはいかがでしょうか。
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