焦点は本人だけ!?周りを見よ!
地域の子供食堂始め、子供の居場所作り等に関連した活動団体、ボランティア団体の集まりに行ってまいりました。
普段高齢者と向き合っている地域包括支援センターの職員も来ており、大変社会課題として重きを置かれているのだと感じました。
私も自身の子以外では、専ら高齢者や障害者支援専門だったのですが、今回の気付きをお伝えします。
1.家族の把握
子供食堂の運営団体の方が登壇されていた中の話で、強調されているものがありました。どうしても、子供と向き合わなければならない時、個人情報の関係で厳しい世の中ですが、親の状況を把握しなければならないのです。
家族構成ですとか、家族の状況です。これは高齢者介護や障害者支援でも全く同じです。
2.環境因子
あまり子供支援の事を私は知らないので、少し驚きましたが考えてみれば、当り前です。親が親なら子も子というように、何かしらの影響を受けるのですから。
勿論、介護が必要な高齢者も子供が近くに住んでいるのか、場合によっては子の経済状況はどうなのかを知る必要があります。何かあった時にどうにもならないようでは、他の人が対応する他ないのは言うまでもありません。
3.虐待
例えば、虐待に関して言えば、子供、高齢者、障害者に対しても残念ながら存在しているのが事実です。
そんな時、原因を探る為に、家族構成を把握する事は必要です。支援する対象が違えど、非常に近いところがあるのだと今更ながら感じました。
高齢者介護で言えば、身よりがなければ生活保護になるでしょう。それと同様で子供も家庭環境次第でその後の生活の場となる舞台が決まる事もあるのです。
例えば養護施設なんかもそうでしょう。
4.本人だけを見ない
我々は何か問題がある人に出くわすと、その本人に焦点を当てます。しかし、問題があるとすれば何事も根本から、解決をするのが一番なのは言うまでもありません。
その根本が親であったり、子との人間関係であったり家庭環境です。勿論、最後はどんな環境であれど、本人の責任です。しかし、そう言った視点を持つことで問題がよりクリアに見えるのではないでしょうか。