知り合い価格にしてもらって、逆に高くつく訳
親戚や友人、知り合いに何かの商取引をした事はないでしょうか。せっかく近しいところに丁度良い商売をやっている人がいると頼りたくもなります。
親戚や友人、知り合いとの商取引を私の経験を踏まえ、考察していこうと思います。
1.案外厄介
そもそも、近しい人との商取引をする事において、少なからずメリットを感じて頼る事が多くないではないでしょうか。
・お手頃価格で取引してもらえる。
・他よりも色々と融通を聞かせてもらえる。
・手厚く、色々とアドバイスを貰える。
・少々の、甘えが許される。
強いて言えば、これが原因で、それらを厄介にしていると思われます。
2.頼ったり、甘えた事が結局跳ね返ってくる
上のようなメリットの裏腹に、相手にとってもメリットがあれば、WINWINの関係で上手くいうと思います。
そうでない場合、継続していくとやはり相手にとっては少なからず、ストレスが生じたりもします。WINWINになるように、知らず知らずの内に跳ね返すように恩着せがましくなったりもすると思います。
又、こちらも、良くしてもらっている手前、あまり主義主張が出来なくもなってきます。
3.歯医者の友人
私も高校の同級生で歯科医の友人がおります。稀にお世話になる事があります。色々アドバイスをもらったり、急な通院にも対応してもらって助かっており、感謝しております。
しかしながら、良くしてもらっている事もあり、要望をあまり言えないというか遠慮する気持ちがどうしても生じます。
又、時には、御礼もしなくてはなりませんので、そういう意味では普通に患者としていくよりも気を遣っております。
現在住んでいる賃貸住宅に関してもしかりです。親戚から家賃を値引きしてもらっている為に、少々の事は我慢したり、内装関係の仕事をしていた事からも自身で修繕してしまう事が多いです。
そう考えると、感謝の気持ちと同時に、これで良かったのかと疑問さえも感じる事があります。
4.継続はしない方が良い
私の上の2つの経験から、あくまで個人的な考えではありますが、友人や親戚、知り合いとは継続的な商取引はしない方が良いです。
一時的であれば、通常で顧客として付き合うより融通が聞いて、少々甘えても良いかもしれません。
しかし、継続的であれば、どちらかが甘えている場合はどちらかがストレスを抱えるかもしくは、それに応じた見返りも求めてくる為に、結局長続きしないように出来ていると思っております。
見方を変えると、かえって高くつくとも言えるでしょう。
皆さんは親戚や友人、知り合いとの商取引をどのようにお考えでしょうか。