パリ・パラリンピックが終わって僕が今、1番伝えたいこと。の話し。
今回はパリ・パラリンピックのマラソンが終わって、ブラインドランナー当事者して僕が伝えたいことの話しです。
こちらのnoteをご覧いただいている方の多くの方は、パリ・パラリンピックのマラソンの結果は、ご存知かと思います。
チームジャパンとして、マラソン種目に出場した選手、みなさん、本当に素晴らしい走りと結果でした。
そして、毎回パラリンピック競技のレベルが上がっていき、若い選手やいろな国の選手が出てきて、また一段とレベルが上がった大会でした。
今回、僕が今1番伝えたいことは、大会に出場できた人よりも出場できなかった人達の存在。
チームジャパンとして今まで一緒に練習したり支えてきた人達で、直前でパリ・パラリンピックの帯同ができなった人。
今まで伴走してきたけれど、直前で伴走させてもらえなくなった人。
そういう人達もいるということ。
もちろん、大会で伴走できる人数、サポートできる人数、などの参加人数の制限があることは理解できる。
箱根駅伝でもそう。
絶対的エースでなく、走れるか、走れないかの選手。
当日の選手入れ替えで夢舞台を走れずに終わる選手もいる。
そうやって、参加できなかった人達のことをもっと知ってもらいたい。
見えないところで、選手と同じぐらい、いやそれ以上に努力してくれる人達がいること。
ブラインドマラソンだけでなく、特にパラスポーツでは、そういった人達がたくさんいる。
そして、
特別なことを特別と思わずに当たり前のように誰かのチカラになれる人。
そんな素敵な人達が僕の周りにはたくさんいます。
パラリンピック出場目標を達成できなかったですが、僕はそういう人達のおかげで今も走り続けることができています。
オリンピックやパラリンピックのインタビューで、よくこういう言葉を聞きます。
『幸せな時間でした』
たしかにそう!
夢舞台に出場できたからこそ言える言葉。
でも僕はパラリンピックで走れなくても、毎日、素敵な人達と走れて
『毎日が素敵な時間』
を過ごさせてもらっています。
それは過去形でなく、現在進行形であり未来進行形でもあり、本当にありえないほどの幸せ。
僕にとってメダル以上の価値があることです。
あらためて、僕は幸せな日常を過ごせていること。
チーム山下として一緒に目標に向かって、一緒に走ってくれる人達やサポートしてくれる人達がいてくれることに感謝しかない。
そんなことをパラリンピックをが閉幕して伝えたい。
と思った やまぴー でした!
ではでは、今回も最後までう読んでいただきありがとうございました!
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視覚障害者の悩み解決と夢を叶えるための学び日記。
視覚障害者(弱視)当事者です。 福岡県福岡市を拠点にブラインドランナーとして活動している山下慎治です。 日常の暮らしのなかで気づいたこと、…
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