ランナーや伴走している方へ見てほしい動画。の話し。#001 全盲のマラソンランナーと福士加代子の絆「走ることは、生きること」
パリオリンピックが閉幕して、今度はパリパラリンピックです!
すでに何度もお伝えしてますが、自分は出場することができないですが、パラアスリートとして全力で応援したい!!
そして、ここ最近は伴走してくれる人達が増えて、ますます走ることが楽しくなっていて、伴走の魅力を伝えたい!
また、視覚障害者の人達へ走る魅力を伝えたい。
今のご時世ありがたいことに、SNSのおかげで個人の発信やYouTubeで簡単で伝えられる。
僕自身は、自分事だからすぐにその情報を知ることができる。
でも、周りの人達が知っているかというと意外と知られていない。
ちょうとパラリンピック前ということもあるので、自分が知ってほしいことや素敵な動画を紹介していきたいと思います!
今回は、つい最近見てよかったYouTube動画のご紹介!
女子ブラインドマラソン強化選手の近藤選手が取材されていた番組です!
そして、オリンピックで活躍され、ここ最近はマラソンの解説でもよく見るようになった #福士加代子 さんが伴走しています!
特に僕が見てよかったと思うポイント3つ。
①伴走中の声かけ
冒頭の左へ曲がる時の声かけが参考になると思います。
『左へ曲がります。3,2、1、ハイ、左、OK』
僕も基本的にコースを曲がるときはこの声かけをもらっています。
②レース中の様子が分かる。
動画の途中ほんの少しですが、かすみがうらマラソンのレース中の様子が映ったりします。
練習で伴走したことあっても、意外とレースでの伴走経験がない方も多数いると思います。
練習とは少し違う雰囲気で、周りも全力で真剣に走っているランナーがいる中の伴走のイメージがちょっとは伝わると嬉しいです。
③日常の歩くときの声かけ
あとは、動画の最後の道?を渡る時の声かけ。
『草、草、道路、道路、草、草、道路(笑)』
そうそう、こんな感じの伝えかたで大丈夫(^^;)
もちろん、近藤選手の想いや福士さんの想いの話しもよかったです!
ブラインドランナーとして注目してみてほしいポイントでした!
余談ですが、僕も近藤選手と同じ病気の網膜色素変性症です。
徐々に視力や視野がなくなっていく進行性の病気です。
番組内でちょっと気になったことが1点。
『眼科医の先生からマラソンを辞めた方が視力を残せるよ』
の部分。
ぼくが知っている範囲では、これは眼科医の先生によって意見が分かれているところ。
紫外線が目によくない。というところから、できるだけ屋外のスポーツをすすめない眼科医が多いみたいです。
でも、実際にそれが原因で病気の進行が進んでいるかどうかは分からないので、一般の方と同様にサングラスしたりして走れば問題ないという眼科医もいます。
できるだけ、リスクをとらせたくない眼科医の先生の気持ちは分かります。
なので、あとは視覚障害者当事者がどう考えるかどうかだと思っています
。ぼく個人の個人的な見解としては、網膜に栄養がいかなくなることで網膜の細胞が死滅するんじゃないかな?と、思う。
だから運動したり、血液の状態をよして網膜の細胞へいい栄養を届けることが1番いい対策だと思ってます。
(そんなこともあって、かなり健康には意識するようになった)
なので、屋外のスポーツのダメージは病気とは関係ないのでは?
と思って僕は気にせずにマラソン競技しています。
むしろマラソンでいろんな絆ができることが、見えなくなることよりも得られることの方が人生においてかなり大きいです!
ただ、病気とは関係なく紫外線に夜ダメージで白内障とか他の目の合併症を防ぐ対策として、サングラスをして走ってます。
少し話しが脱線してしまいましたが、多くの方に知ってほしい素敵な動画や記事がたくさんあるので、今後もご紹介していきたいと思います!
そして、逆にこんな素敵な記事や動画があるよ。とコメントで教えてもらえると嬉しいです!
ではでは、今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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視覚障害者の悩み解決と夢を叶えるための学び日記。
視覚障害者(弱視)当事者です。 福岡県福岡市を拠点にブラインドランナーとして活動している山下慎治です。 日常の暮らしのなかで気づいたこと、…
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