【伴走】ブラインドランナーの僕が走っている時の気持ち。についての話し。
香港マラソンの参加人数が7万4000人って、日本とはケタ違いの大きさにビックリした やまぴーです。
#宿泊施設そんなにあるの
#スタートブロックや荷物預けなど気になることばかり
さて、今回は伴走の話しです。
伴走というより、伴走してもらっている時の僕の心理面の話しです。
伴走の体験と同時にブラインドマラソンの体験ということで、よくペアになってひとりがアイマスクをして走る体験をしてもらうことがあります。
これが1番分かりやすい、全盲のブラインドランナーの体験になるかと思います。
全盲の方の体験なら、皆さんすぐに目を閉じて走れば分かると思いますが、伴走者がいない状態だと怖くて100mも走ることも歩くこともできないと思います。
なので、単純に見えないことの怖さだけに言えば、特にアイマスクなどしなくても、それで十分理解できると思います。
でも、怖さではないいろんな感情もあるんです。
(感情のことをどう伝えたらいいか、映画インサイドヘッド2が気になっている)
今日の練習で感じたことでもあるけれど、ランナーの方の場合であれば、時計を見ずに走ってみて下さい。
たとえば5000m走を途中、一度も時計を見ないで目標タイムで走ってみて下さい。
たぶん、これだけでもなんとなく、分からない時の不安な気持ちが分かるんじゃないかな?
と、思います。
もちろん、マラソン大会で時計は見ないで感覚で走る方もいると思うので、そういった方はあまり参考にならないかもしれないです💦
なので、ブラインドランナーでも感覚で走っている人もいると思います。
自分の場合は、ある程度の距離ごとのラップタイムをもらわないと設定通りに走れているのか?
不安な気持ちや焦る気持ちになってしまう傾向が多々あります。
基本的に焦ることが多いけれど、焦らないようにしたら思ったより遅かったりすることも多々あります。
日々の練習のなかでペース感覚をつかむようにはしているけれど、やっぱりその日のコンディションによって誤差が出てしまう。
これぐらいかな?
と思って走ったら、遅かったり。速かったり。
自分が知りたいと思ったタイミングでパッと知ることができない。
一度、ひとりの練習で時計を見ないで走ってみて下さい。
それだけで、見えないこと、分からないことの心理が少しは伝わるんじゃなないかな?
と思いました。
感情のことを伝えるのってなかなか難しいです。
でも僕自身、伴走で伴走で大切だと思うことは、メンタルを上げさせること。
安全・安心の伴走はもちろんのことで、その次にタイムを上げるとか、少しでも速くゴールするために必要なことは声かけだと思ってます。
ただ声かけするのでなく、どのタイミングで、どんな声かけをするのか、どんなことw知りたいのか?を伝えられるか、情報を共有というよりも感情を共有することが大事だと感じています。
この感情が一致した時が、お互いが1番気持ちよく最高の走りができている時だと思います!!
だから、この感情の共有をしていくために伴走の回数を重ねていくことが何よりも大切だと僕は思ってます!
今日はそんなことを振り返った やまぴー でした。
ではでは、今回も最後までう読んでいただきありがとうございました!
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視覚障害者の悩み解決と夢を叶えるための学び日記。
視覚障害者(弱視)当事者です。 福岡県福岡市を拠点にブラインドランナーとして活動している山下慎治です。 日常の暮らしのなかで気づいたこと、…
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