ラストマン 第3話の視覚障害者(弱視)目線での感想 実におもしろい
昨日放送された #ラストマン 第3話の視覚障がい者目線での
感想です。
実におもしろい。
と、いうか、個人的には福山雅治さん主演ということもあり、ガリレオを見ていると思えば面白いドラマです。
だけど、視覚障がい者当事者として見た場合は、少し残念な気持ちになるドラマ。
全盲の捜査官ということで、どうしても視覚障がい者としてドラマを見てしまうので、ドラマの内容が頭に入ってこなくて、正直おもしろいかどうかはよく分からない。
ただ第3話まで見て視覚障がい者としてツッコミどころ満載。
たぶん、警察の方が見ても同じように警察官としてツッコミどころがたくさんあるんじゃないかと思う。
警察のことよく知らないけど、同じ職場にあんなに親族っているの?って思ったりします。
初回こそ、それなりにいい言葉あったけれど、第2話、第3話と、あまり心に響くようなセリフがない感じです。
むしろ、
『私にとってバディとは、命を預ける存在ですからね』
って、サポートする側として、ちょっと重たすぎない??
もちろん、ドラマとしてのセリフってことは分かるけど、なんか違う。
セリフだけじゃなく、見えないから視覚以外の感覚をフルに使って生活していることは間違ってない。
でも、現実は違う。
プロ野球選手みんな、大谷選手ではないように、
マラソンランナーみんなが、キプチョゲ選手ではないように、
あまりにも基準が違いすぎる。
視覚障がい者の多くは、晴眼者とそこまで変わらない。
特に中途失明者は。
ただ単純に晴眼者の方より、注意深く気をつかっているだけ。
そして何よりの周りのサポートのおかげで日常を過ごせています。
ドラマ批判したいわけでなく、ドラマが悪いわけではないです。
ぼくの意見として、このドラマは
「見えないという制約のなかで、いかにして難問を解いていく推理ドラマ」
と思って見れば違和感なく面白く見れるドラマという感想です。
これから、また違う展開で、感想が変わるかもしれませんが、そんなことを思った今日の振り返りでした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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視覚障害者の悩み解決と夢を叶えるための学び日記。
視覚障害者(弱視)当事者です。 福岡県福岡市を拠点にブラインドランナーとして活動している山下慎治です。 日常の暮らしのなかで気づいたこと、…
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