防衛体力の重要性
皆様が日頃使う言葉で、
体力がある、ない
この体力という言葉は、
人間が生きて行動するにおいて、
それを支える身体資源の総称のこと。
広義に捉えた体力の定義は、
「人間として生存、
生活するための基礎的能力」とされ
大きく身体的要素と精神的要素の
2つから構成されています。
さらに身体的要素は、
「行動体力」と「防衛体力」に分類されます。
簡単に言うと、行動体力は、
歩く、走る、跳ぶ、などを、
積極的に活動を実行するための
体力であり、
一般的に言われている体力は
こちらを指すことが多いです。
一方外部環境が変化しても、
内部環境を常に一定維持しようとする能力
「ホメオスタシス:恒常性」外界からの刺激に対してしなやかに適応する能力(適応性)
様々な病原菌に対する抵抗力(免疫力)
などが備わっています。
防衛体力はこれらの恒常性、適応性、免疫力
などの働きによって、生体を取り巻く外界からのいろいろなストレスに耐えて
積極的に健康を維持しようとする自動調整能力です。
一般的に、ジムやスポーツクラブは筋トレや、
ボディメイク、ダイエットをするところ
と思われている方が多いでしょう!
間違いではないですが、
それだと行動体力に凄く偏っています。
それだけだと、ちょっと風邪を引いたり、
体調をくずしたりすると
寝込んでしまいますよね?
そうなると運動どころでは
なくなってしまいますので、
まずは防衛体力を鍛える、整える。
こちらが先です。
その為には、免疫力を下げないこと!
良く寝て、よく食べて、よく笑って、適度に動くことが大切です。
そんなのあたりまえじゃん!
と言われそうですが、
そのあたりまえのことが
きちんとできていないと
病気や整形外科的疾患の予防も
できないと思いますよ!
行動体力、防衛体力、
両方とも偏りなく鍛えたいですね!
本文の中の一部は
下記のリンクを引用させていただきました。