悪い奴がちゃんと罰を受けてくれる素晴らしき世界♥

どうも、センサールマンの山﨑仕事人（ボケのウケはツッコミのもの、ツッコミのスベリはボケの責任）です。

半沢直樹の新シリーズが始まりましたがやっぱり最高ですね。
池井戸潤さん原作のドラマや映画が好きで、下町ロケット、ルーズヴェルトゲーム、ノーサイドゲーム、陸王、空飛ぶタイヤ、七つの会議、あたりを見てるんですが中でも半沢直樹が頭3つくらい抜けています。

基本的に勧善懲悪の世界観で悪い奴がバチーン！とやっつけられるってのがシンプルで好きなのですが、僕の中で大事なのが『悪い奴の負け顔』です。
ちゃんと負け顔を見せてほしいんですよ。
『倒した→やったー！』ではなく、『倒した→ぐわぁぁぁぁ→やったー！』を。
むしろ『やったー！』よりも『ぐわぁぁぁぁ』の方が重要で、『ぐわぁぁぁぁ』を分厚く描いてほしくて、極論『やったー！』は無くても構いません。

分かりやすく言えば、悪い奴がちゃんと罰を受けてほしいんです。
罰を受けて、後悔してほしいし、謝ってほしいし、泣き叫んでほしいし、絶望してほしいし、ズタボロになってほしいし、とにかく情けない姿が見たくてたまりません。
悪い奴が悪い奴であるほどそこに至った時のカタルシスが大きく、僕は激しく体液を放出するのです。

逆にそこをアッサリされると凄い冷めちゃいます。
例えば、（ドラマではないんですが）警視庁24時的な番組で酔っ払いが散々暴れたり叫んだりして、最後はナレーションで「男は警察で一晩を過ごすことになったのだ」とか「お酒は程々にしてほしいものである」みたいな終わり方をするんですが、僕としては翌朝の酔いから覚めたところを見せてほしいんですよ。
目が覚めて警察にいることに焦って、昨晩のことを聞かされて焦って、なんなら実際にその映像を見せられて焦って、めちゃくちゃ後悔して平謝りするそいつを見せてもらえませんかと。
願わくばモザイクなしでその一部始終を放送してほしいものです（笑）。

その『悪い奴がとことん悪い』のと『最後はボロカスにやられる』という2点において、やっぱり半沢直樹は最高としか言いようがありませんね。
他の作品だと「ひょっとしたら最後は和解したりするかも・・・」「実はいい奴でしたみたいなオチがあるかも・・・」なんて不安もあるんですが（平和的な解決なんて望まない！笑）、決めゼリフが「倍返しだ！！」なわけですから、そんな心配が無用なのも助かります。
ちなみに僕が半沢直樹で一番好きなセリフは聞き取り調査での「さっきから都合のいいことばかり書いてんじゃねえぞ記録！！」で、一番好きなシーンは裁量臨店で小木曽がやられるところで、一番好きなキャラは小木曽忠生人事部次長です。

※以下、有料記事は『僕の倍返し体験談』みたいな内容です。