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口内環境のためにやっていること

口と全身は繋がっている

運動器疾患をメインにアプローチしていますが、口腔内の環境も非常に重要だと考えています。

当院に来ている慢性的な不調訴える方の中には口の問題、歯の問題を抱えている方が意外と多い。

例えば銀歯。アマルガムですね。「歯科用水銀アマルガム」の略で、歯に充填される詰め物。数年前まで、健康保険の適用材料として認定されており、一般的に使用されていたそう。

銀・スズ・銅・亜鉛などが含まれる合金で、とくに水銀は高濃度に含まれていますが、このアマルガムが諸悪の根源。アマルガムは腐食しやすく、熱いものを飲むたびに熱で気化したり、食べ物の酸に反応して溶け出したりします。また、物を噛んだり、歯ぎしりしたりするたび、摩擦で表面が削れていきます。そうやって、体内に蓄積されていくのです。

水銀は有害重金属の1つで神経障害を引き起こします。また、水銀はインスリン生産を阻害するので、糖尿病にかかりやすくなり、低血糖の改善も難しくなります。

そんな感じで体の節々に痛みを抱えている原因が口腔内環境にある事もあります。
そんなわけで当院では問診の段階で銀歯を入れているかどうかを確認しています。

実際にやっていること

私が普段の生活ではと口腔内環境に対して行っている事を書きます。

①にがりうがい

にがりは海水に含まれる塩分のうちナトリウムを除いたものですにがりは海水に含まれるミネラルのうちナトリウム(食塩)を除いたものです。
人間の体の中で一番多いミネラルはカルシウムです。しかし現代人の場合このカルシウムが形になることで四十肩や五十肩といった運動器疾患、筋緊張の増加につながります。
口の中で言うと歯石の原因になります。

歯石の発生の原因を簡単にいうとカルシウムが多すぎてマグネシウムが少ないからです。カルシウムとマグネシウムは拮抗ミネラルでどちらかが多くなるとどちらかが相対的に少なくなると言うものです。そのためにがりを口に含んでうがいすることで一時的に口腔内のマグネシウム濃度を高めることができます。

イメージ的にはにがりでうがいすることで歯石を溶かすイメージです。

これを朝昼夜と行っています。

継続した結果3ヶ月毎に定期検診するたびに歯石の量が減っています。またコーヒーを毎日好んで飲むのですがその着色予防にも効果的だと感じています。

②舌みがき

毎朝舌ブラシで舌を磨いています。
統計的に食道ガンや胃ガン、大腸ガンなどの消化器系のガンの方は、全員舌が汚かったというデータを見たので磨くようになりました。

ブラシは100円ショップで売っているもので十分です。

③歯間ブラシ&デンタルフロス

以前までは歯磨き+デンタルフロスのみでしたがこれだけでは歯肉近くの食べかすとかが取りきれなかったので歯間ブラシを取り入れました。
元は歯肉部分から血が出ることも多々ありましたが最近では全くなくなりました。
その結果定期検診での歯の汚れや歯石の量も減りました。

歯医者さんからは歯間ブラシ→デンタルフロス→歯磨きの順をオススメされたのでこの通りに行っています。細かいところから掃除して最後にざっと捨てるイメージです。

④糖質制限

①〜③のような歯磨きも非常に大事なんですが、結局のところ糖質を取りすぎると歯の状態が悪くなるので減らすようにしています。
歯の状態だけではなく、血糖値の乱れやそれに付随する気分のムラ、集中力の低下などが起きるのでライフスタイル全体で考えてみても糖質を摂り過ぎないようにしています。あと、単純に太りますし。

たまに大盛りのご飯を食べると食べた瞬間はおいしいんですけど後からすごく眠くなったりだとかで結果1日の生活の質が落ちるので自然と減らすようになりました。

さいごに

歯や口の中をきれいにする事は結果として全身の健康につながります。
どれだけ身なりを綺麗にしていても口の中が汚いと生理的に受け付けないと言う方はいると思いますが、まさに「食べる」という動物的本能とその生理的不快感はつながるものです。

体のメンテナンス以上に歯のメンテナンスをお忘れなく。

#いい歯のために


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やま施術院 山本将也
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