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観音=sound watch 音を観るとは?

そもそもなぜ、整体院を開院するにあたり、"観音整躰 ラボ" などという、怪しげな名前を付けたのか?

一番の理由は、観音整躰 ラボのある、真鶴港に程近い建物の屋号が、"観音丸"だったということです。
ここは整躰セラピスト山﨑陽軒が元々生まれ育った家なのですが、大正のころ、この家を建てた曽祖父が、真鶴名産の銘石、小松石を運ぶ石材船を持っており、これを家業としていました。
その石材船の名前が"観音丸"だったので、この家もご近所さんや石材仲間、漁業関係者さんたちから、"観音丸"の名前で代々呼ばれてきました。

戦争で曽祖父も船もなくなって80年経った今でも、真鶴駅でタクシーの運転手さんに「観音丸までお願いします!」というと、ちゃんと家まで運んでもらえるくらい、真鶴町では定着した屋号なのです。
新しい施術院の開院を真鶴町民のみなさんにアピールするのに、こんな便利な名称を使わない手はありません。

観音丸という船名は、もちろん観世音菩薩から付けられた名前ですが、真鶴や近隣諸地区と関係の深い源頼朝が信仰していたこともあり、観音様に対してみな親しみを持っています。
観世音は、世の人々の苦しみの声を聞いて救いを与える菩薩さま。
痛みや辛さを取り除き、健康に導く整体セラピストの目指す姿そのものです。

そして、"観音" の文字を英語に訳してみると、
観 = watch = 見守る・世話をする・注意する・看護する
音 = sound = 身体的精神的に健全健康であること
という意味を持っています。

Be sound in mind and body! 心身ともに健全であれ
という慣用句もあり、心身の健康を求める整体院にとって、これ以上ないほど最適な名前だと思いました。

Sound Watch Seitai Laboratory  観音整躰 研究所
いつの日か、日本発の療法として、より技術を高め、理論を追求して、整体を世界に広めたいという気持ちもあり、Seitaiという言葉はそのままで、英語名を付けました。
ただ、日本名では、研究所という名称は堅苦しすぎる上、施術院としての意味合いを感じ難いため、カタカナのラボ、に変えました。

"観音整躰 ラボ" の誕生です。

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