大型自動二輪免許の教習日記②段階▶卒業検定
普通自動二輪免許▶大型自動二輪免許までの軌跡(大げさ)
大型二輪教習の実際の内容を知りたい人は参考にしてください
普通二輪の人でも、飲み込みがとてつもなく早い人は多分似た感じです
教習日記その1(1段階)はこちらから⬇⬇⬇
⓪1段階を振り返る
普通二輪持ちなので、大型二輪慣れが中心でした。
②-1,2 波状路、急制動
教習車:NC750L(1号)
波状路、急制動が追加される。
波状路は余計なことをせず、立ち前傾姿勢で適当にウネウネ進めばクリア出来る。
急制動は40km/h以上でコーンの間を通過してから、その先の線で止まる課題。
止まることよりコーンの間を40km/h以上で進入することの方が難しい。ビビって無意識に手前からブレーキを始めてはいけない。
②-3
教習車:NC750L(3号)
クラッチミートが遠い。
自由放任?タイプの教官でした
最初は2.5km適当に走らされたのち、波状路、一本橋、急制動、スラロームの訓練をやる。
後半は比較体験 ということで、普通二輪の教習車に乗る。
最近はいきなり大型二輪免許を取る人も少なくないとかで設けられた項目。
CB400SFKとほぼ新車のNX400L教習車があったので、NX教習車にしてもらいました。まだ先月入ったばかりなんだとか。
現代的なフルカラー液晶メーターで、贅沢にもシフトインジケーター付き。
発進やギア変更はしやすい。しかしそれはただ新車ボーナスなだけであって、シート高と張り出したカウルで取り回しは最悪レベル。
自分が幾らハンドル切ってるかわからないのは、一発目のバイクとしてどうなのか???
②-4 回避
回避なのか高度なバランス走行なのかその両方か。プラスアルファ科目。
急制動コースへ40km/hで進入したのち、教官が指定した左右どちらかに進みます。当然いじわる要素が含まれており、簡単そうで難しい。
あとは検定コースを周回したり、一本橋やスラロームの訓練をしましたが待ち時間ばかりで全然本数こなせませんでした!!!!うーーーーーーー
②-5 シミュレーター
教習車:三菱プレジションのシミュレーター
普通二輪免許持ちは1時間、ナシは2時間受講します。ここでは四輪の教官が登場。
XJRを模したゲーセンの遊具みたいなバイクで危険学習をするというもの。
WindowsXPだなあとか、テクスチャ雑だなとか、登場する車やコンビニが全部三菱絡みだなあとか思いながら1時間を過ごしました。
おもしろくないです。
ホーンは鳴りましたが、ハイビームはフェイクみたいです(あそぶな!)
帰りに卒業検定の申込書を出します。
②-6 ハーレー体験
教習車:ハーレーダビッドソン(883)
教習も残すところあと2回。苦手つぶし、試験コースを叩き込むのが中心です。
冒頭、教官がハーレー教習車乗ってみる?と言うのでもろちん希望しました。
大型二輪取ったらハーレーとか興味あるの?という問いには「むしろ今乗らないと一生乗らなそうなんで」というハーレーへのリスペクトを欠く発言ムーブをかまし……
乗車。
有り余る低速トルクのおかげで、クラッチ操作だけで走れてしまう!┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨……
けど教習所内では窮屈なだけなので3分位で体験終了。
そのあとは検定コースを叩き込んでいきます。
②-7 教習最終回
前の時間に続いて検定コース教習。
2人同時教習でしたが、教官のご意向により2人別々の検定コースを練習しました。
もうひとりは明日が検定、私は週明けに検定だったためです。
最後は全ての二輪教習生がスラロームと一本橋に集結してしまい大渋滞に…(うー……)
👊🏿卒業検定
土日挟んで月曜日、いよいよ卒業検定です。落ちたら死ぬ!
早朝に2回、卒業検定の集合時間に遅刻する夢を見ました。
平日の雨降る朝9時、集まった受検者は6人。
初回で一緒になったおじさん、いきなり大型二輪の兄ちゃん、私、普通二輪のおじさん、小型ATの独り言めちゃ多いおばあさん。
まずは朝9時、大教室に集合。
受検人数分のゼッケンが置いてあり、私は4番でした。
試験員(みなし公務員モード)は四輪の教官でした。
免許証の確認、検定の注意事項、無線受信機の使い方、検定コースの説明が終わったら、即コースへ移動します。
1番目のおじさん、2番目のお兄さんが何とかクリア。
その間、小型ATのおばあさんが横で「コワイヨ〜」とか「緊張するゥゥゥゥ」とか、めちゃくちゃ不安を煽って来てしんどかったです。アウェイですかここは。
無線で呼ばれて、自分の番です。
呼ばれる▶乗車する▶ミラーを触る▶慣らしで1周する(ここだけは蛇行してもエンストしても大丈夫)▶発着点につく▶挙手▶45km/h▶坂道発進▶急制動(雨ver.)▶S字▶クランク▶波状路▶一本橋(6秒台だったらしい)▶スラローム▶コース間違いでオマケの半周▶発着点到着▶降車|←採点終了。
所々で安全パイ取りすぎて、置きに行く走りを続けて何とかコースミスせず通過していきます。
中盤の一本橋、台に乗った序盤で緊張度合いが急上昇して落ちそうに思えたので(普通二輪の悪夢がよぎる)、えいや!!!って通過、最後申し訳程度に時間稼ぎました。結果時間は稼げてませんでしたが、受かればいいのさ-
とりあえず検定中止は回避、検定が終わったらゼッケンや防具を脱いで、コース脇で雑談して過ごします。パチンコの話で盛り上がってるけどさっぱりわからん。
最後の受検生が終わったら、試験官から全体講評があります。
この日は一本橋の規定タイムクリア者が0名だったそう。ヒェッ……
待合室に戻り、合格発表までもうしばらく待ちます。
不合格者は個別で早々に呼ばれるらしいので、落ちてはないだろうと感じつつも、まだ勝利を確信できずにいます。
「はい、教室移りますよ〜」と廊下に集められて唐突に「はい、皆さん合格です」と来ました。みんなして「あ"ッ……」みたいな変な声しか出ませんした。やった!?受かった?!
私だけ別途精算ありと言うので、罰金か何かかと思い受付に行くと、なんと夜間コース生が一部教習を昼間に受けたとの理由で2,200円の還付金。
ということで、無事に合格した我々には
運転免許申請書一式
余った教習手帳用写真
二輪免許なのに中古車情報誌 カーセンサーの本(配布ノルマがあるらしい?)
が授与されました。
あとは1年以内の平日午後に免許センターへ行き、適性検査を受けるだけです!
おめでとう私!
卒業検定後のごはん
合格者同士で健闘をたたえあい、みんなバラバラに帰っていきます(当たり前)
セルフ祝勝会として大人様ランチを食べに行きました
なんだか少し成長した気分です。