そう言えば僕は妖怪が好きだ
こんばんは、しまね地酒マイスターの山﨑です。妖怪と言えばゲゲゲの鬼太郎でおなじみ水木しげる大先生が思い浮かびますね。先生が育った鳥取県境港市の千代むすび酒造ではアマビエの日本酒売ってるようですよ。
さて、4連休も終わりますね。この連休、タスクを紙に書き出して、この日はこれをやる!ってのを決めて過ごし、全て消化できたのでとてもスッキリしております。やることを書き出すのは大事なんだなぁ。
で、タスクの一つに「本を読む」ってのを入れてまして、さきほど京極夏彦先生の「今昔百鬼拾遺 河童」を読み終わりました。先生の本にしては薄くてサッと読めました。
京極夏彦先生の作品は最後まで全貌がつかめない=オチが読めないってのが特徴だと思っていまして、ラスト数十ページの謎を解き明かす疾走感が半端ないのですね。「あぁ~~~そうだったのね~~~」って毎度高揚します。
京極夏彦先生の本を初めて読んだのは高校生の頃だったからもう15年以上前ですね。思春期に読んだら間違いなくこじらせますよ僕はこじれました。「この世には不思議な事など何もないのだよ、関口君」、この名言のせいでスカした陰キャ高校生だったと思いますね。
で、読んでる時に思ったんですが昔から好きな作品て妖怪出てくるのばっかりだな~と過去にトリップしておりました。
今でも一番好きな漫画の「うしおととら」だって妖怪出まくるし、
小学校の頃にハマった思い出のRPG「幕末降臨伝ONI」も妖怪わんさか出るし、
初めて親に美術館に連れて行ってもらってその帰りに買った絵本も妖怪ものだったし。
どんな絵本だったかなとググってみて表紙見て一発で思い出しました。懐かしくて脳汁あふれてます。この絵本の中に出てくる、トモカヅキって海女さんに化ける妖怪が怖かったなぁ~。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A2%E3%82%AB%E3%83%85%E3%82%AD
トモカヅキは、人を暗い場所へと誘ったり、アワビを差し出したりする。この誘いに乗ってしまうと、命が奪われると恐れられている。
ちなみに一番好きな妖怪はべとべとさんです。先に行くと暗くて歩けない…提灯を貸すと翌朝ちゃんと返してくれる。可愛すぎませんかねこのエピソード。
夜道を歩いていると、誰かに後をつけられているような気がしたことはありませんか?ひたすら歩いているとだんだんドキドキしてくる。それはべとべとさんのしわざ。真ん丸い体に三日月形の口、どこか愛嬌のある妖怪だ。ある男が夜道を歩いているとべとべとさんが後をつけてくる。「べとべとさん、お先にお越し。」というと「先に行くと暗くて歩けない。」というので、男は提灯を貸してやった。翌朝、男の家の前に提灯が返してあったそうだ。
今回は読書というなんでもない体験から過去にトリップしたわけですが、こういうふとした瞬間の感情を丁寧に扱いたいなぁと思ったのでnoteに書きしたためたわけです。
そうやって脳にふと湧き上がるものが、自分の好きなものだったり大切にしたいものだったりするんでしょうね。
さーアウトプットも終わったしお風呂入って寝るぞ~~~。