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通過点
受験・就活・婚活において、 目標というものは、到達しにくく出来ていて、第一志望には、なかなか合格出来ないものです。
では、どうしたら、夢を実現できるのでしょう?。
それは、もっと高い目標を設定することです。40キロ走ろうとすれば、5キロ地点は、通過点。ラクに走り抜けられます。
志を高く持つことで、夢は、通過点となるのです。
脳に分布する静脈は、全て硬膜静脈洞に注がれます。硬膜の外葉(骨膜)と内葉(硬膜)は、通常密着していますが、正中部など一部の場所において、外葉と内葉との間に、隙間が、あり、そこに静脈血が、集まる場所を硬膜静脈洞と言います。
赤いのが、動脈。青いのが、静脈です。下図のように、動脈は、弾性膜が厚く、伸縮性があります。静脈は、動脈に比べて、伸縮力がありません。心臓より、下の静脈には、静脈弁があります。これは、心臓に血液を返すためです。心臓より上の静脈には、弁がありません。つまり、脳静脈には、弁がありません。硬膜静脈洞は、内面はない内皮細胞で覆われていますが、固有の静脈壁を持たない特殊な静脈です。
静脈洞に集まった静脈血は、左右の内頸静脈に流れ、顔面などからの静脈血は、左右の外頸静脈に流れ、これらは左右の腕頭静脈になり、上大静脈に流れ、大静脈が合流する部分で、静脈血を右心房に送り込みます。
静脈洞は、頭蓋外へ出ていく血液の出口とも言えます。他の臓器でも見られますが、脳の動脈は、静脈の側を流れていません。静脈洞は、他の臓器に見られない、特有なものです。
例えば、比較的、稀な疾患でもありますが、静脈洞が、血栓で閉塞すること(静脈洞血栓症)により、血液が頭蓋外に出て行きにくくなります。その結果、脳が、急速に浮腫み、頭蓋内圧亢進、静脈性脳梗塞、脳出血、けいれん、更には運動障害、意識障害等の症状が、出現します。
脳の静脈系のお話については、ご存知ない方も少なくないかと思われますが、先日の脳の血管お話の続きでした。