研究結果で見るフラフープのダイエット効果~6週間続けた結果は?
フラフープを使ったダイエットは以前から行われてきました。
しかし「輪をただグルグルまわすだけで本当に痩せられるの?」「結果を出している人っているの?」など疑問に思っている人も少なくありません。
そこで今回は、フラフープ運動の研究結果を見ながら、そのダイエット効果について解説していきます。
✅フラフープ運動で体脂肪率や腹囲の減少&体幹の筋肉量の増加!
下の研究は、重さのあるフラフープを使った運動とウォーキングを比較したものです。
【参照・引用元】
比較項目は、体脂肪率と体幹の筋肉量、腹囲、血圧、コレステロール値です。
フラフープの重さは1.5kgで、1日に約13分運動しました。
一方ウォーキングは、1日に約1万歩です。
オーバーウエイトの人たちが、それぞれを6週間続けた結果は、
体脂肪率:フラフープで減少、ウォーキングではほぼ変化なし
体幹の筋肉量:フラフープのほうが増加
腹囲:フラフープのほうが減少
血圧:ウォーキングで収縮期血圧が低下
コレステロール値:ウォーキングでHDLコレステロール増加、フラフープでLDLコレステロール減少
このようになりました。
ダイエットのことを考えると、ウォーキングよりもフラフープのほうが結果が出ていることがわかります。
フラフープは体幹の筋肉量も増えているので、基礎代謝が増加し長期的なダイエットにも効果が期待できます。
また腹囲の減少により、ウエストのシェイプアップにもおすすめということがわかります。
太ももやお尻のサイズや筋肉量の変化もわかればよかったのですが、この研究では触れられていません。
しかし、フラフープをまわす際に下半身全体の筋肉を使う必要があります。
そのため、私は下半身のシェイプアップとしてもおすすめしています。
✅結果を出すためには継続と休息が大切
研究では6週間での変化を報告しているように、ダイエットで結果を出すためには続けることが必要不可欠です。
また、研究では1日に約13分の運動時間でしたが、最低10分以上続けるようにしましょう。
しっかり休養をとることも大切です。
重さのあるフラフープ運動は、ウォーキングよりも筋肉への負荷が大きいです。
そのため1日おきに運動するなど、休息日を入れながら続けるようにしましょう。
ただし、腰を大きく動かすフラフープ運動だからこそ注意することもあります。
腰の調子が悪いにも関わらず、無理をしてフラフープダイエットを続けた結果、腰痛がひどくなったケースがあります。
腰や股関節などに違和感や痛みがある場合、決して無理はしないようにしてください。
今回取り上げた研究結果のように、フラフープ運動はダイエットやボディメイクに効果的です。
室内でもできるエクササイズを考えている人は、ぜひ検討してみてください。
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