歌わせたり、歌ったり。
こんにちは!山野靖博です!
いっぱい書きたいことあるんですが、落ち着いて書く時間を見つけられないので、箇条書き形式のスタイルでいってみます!いえい!
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僕の活動の基盤は俳優ですが、さいきんはスタッフワークとして、ミュージカル作品の歌唱指導をご用命いただくことも増えてきました。
出る立場と裏方の立場を行き来すると、片方の視点からでは見えなかったことが見えてきたりしてとても面白いです。
ミュージカルとひと口に言ってもさまざまなスタイルの作品があります。それは、戯曲とひと口に言っても、シェイクスピアもあれば唐十郎もある、みたいなのと同じ現象です。
リアリズムの要素で歌とセリフをシームレスに繋げていきたいミュージカルもあれば、レビューショウのように芝居の時間と音楽の時間が分断されててもよいミュージカルもあります。
1950年代のアメリカミュージカル的な軽やかさで歌った方がいいナンバーもあれば、レミゼラブルみたいなグランドミュージカルとしてクラシカルにハイカロリーに歌った方がいいナンバーもあります。
興味深いのは、ひとつの作品の中にも、ミュージカルとしてスタイルの異なる要素が織り交ぜられていることが多々あるという点です。
ひとつの作品だからって、頭からお尻まで同じやり方で処理できるとは限らないということです。
シーンごと、ナンバーごとに、どんな配分で歌と芝居を構築していくのか。それを見極めていく目と知識を得ることが、ミュージカル俳優のパフォーマンスを向上させる一助になるのだなぁと、このところ感じています。
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Twitter(現X)にぽつぽつと、演奏の音源を投稿しはじめるようになりました。
JASRACとの個人包括契約が結べたので、権利関係の障壁をクリアできるようになって本当によかったです。
ありがたいことにリアクションもいただけていて、僕の発信するコンテンツとしては「和菓子」についての投稿が今のところいちばん人気なのですが(笑)、それに次ぐ?それを超える?人気の投稿になっていってくれると嬉しいなと思ってます。
動画コンテンツが人気な時代なので、本当は自分の顔も含めた動画にして投稿するのがいいんでしょうけど、基本的にだらしなく過ごしている人間なので、そのために髪をセットしたりが億劫で……。
僕の方針としては「気軽にサクサク録音して、ぽいぽい投稿する」を目指しているので、音だけの投稿の方がフットワーク軽く取り組めて肌に合います。
いままだ3曲を投稿しただけなんですが、これからしばらく、とりあえず飽きるまでは、3日に1度とかのペースで投稿を続けられたらなぁと思います。そのうち5日に1度とかになるかもだけど。
JASRACと個人包括契約を結んでよかったのは、自分のソロライブの様子も発信できるということです。
ソロライブではジャズや邦楽含めて、カバー曲をたくさん演奏するので、その様子を多くの人に見ていただけると形にできるのはとってもいいことだなと思ってます!
今後も歌の投稿を続けていきますので、もしお気に入りのものがあった際にはぜひ、いろんな人にオススメしてください〜!
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突然大雨が降ると、タクシーも捕まらないし外を出歩けないし、本当に困りますよね。
しかし、困る、というのはそこから先に仕事やらなにやらの約束があるから困るのであって。
ずっと家にいるときとか、先の予定がないときならば「すごい雨だ」と思いながら、その雨が通り過ぎるのを待つだけなのです。
昨日の大雨は、そのあとに予定があったので、なんとか目的地に着かねばならぬという使命がありましたから、地下道なんかを駆使してなるべく歩を進めたわけですが。
最後の最後の200mはどうにも地上を歩かなくっちゃならなくて、なるべく雨が小降りになるタイミングを見計らって、50m歩いて雨宿り、また50m行ったら雨宿り、みたいな感じで目的地を目指しました。
そういう時に何が気掛かりって、靴ですよね。
もしそのときの僕がサンダルを履いていたら、何も臆することなく雨の中を闊歩してたと思います。足が濡れても拭けばいいだけだから。
しかし比較的新品の、本革でできたスニーカーみたいなお気に入りの靴を履いていたときには葛藤が深くなりますね。なるべくこの靴を濡らしたくないんだという気持ちが膨らみます。
大切なものが増えれば増えるほど、人間の行動は守りに傾くというような話がありますが、まさにそういうことだなと思ったり。(そんな大袈裟な話じゃない)
大雨で大変困られた方もたくさんいるでしょうし、冠水した施設を平常に戻す苦労をされた方もたくさんいるでしょう。
水にしろ地面の揺れにしろ、本質的に僕たちの生活というのは、自然の圧倒的な力の上に組み上げられている祭り櫓のようなものなのだなぁと思います。
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来年3月『TARRYTOWN』への参加が発表になりました。
読んでくださってありがとうございました!サポートいただいたお金は、表現者として僕がパワーアップするためのいろいろに使わせていただきます。パフォーマンスで恩返しができますように。