見出し画像

「Re:丸かご編み」🌿メディカルハーブガーデンさんから頂いた植物を材にして🧺かご編みワークショップ補講の報告

先日のワークショップでは、丸かご編みに初挑戦という方が多い中、こちら側の材料の準備が十分でなく、思うように進められない場面があり、講師として深く反省しました。その反省から、11月16日(土)に希望者向けの補講を開催しました。この日は曇り空で何とか雨に降られず、集中して取り組める環境とはなりましたが、それでも曇ると山は寒いので、そんな中、山奥まで半分以上の方が参加してくださったのは、本当に嬉しかったです。

今回使用した素材

11月3日のワークショップで採取・下処理したクズのツルと、メディカルハーブガーデンさんから提供していただいたアケビやワイヤープランツを使用しました。アケビのツルは細くても丈夫で、フレーム作りに最適です。崩れにくく、形がしっかりと保たれるため、さまざまな編み材を組み込んでも美しい形を維持できます。また、しっかりしているのに曲げやすく、加工しやすい点も魅力です。今回はみなさん作りやすかったと思います。

編み芯の編み始めは、アオツヅラフジを使っています

完成度の高い作品が続々!

皆さん、それぞれ確実な素晴らしい作品に仕上がりました。前回は、こしが弱くて難しかった縁縁の始末も、作品の大きさによって工夫を凝らし、デザインすることができました。(外にピンピンはみ出しているツルは、乾燥し形が良く定まってから、カットします)

向かって左は、編み芯にクズを使っています。
奥の丸籠の真ん中ぐらいに編み込まれた素材は、ワイヤープランツです。

ただ、これは言い訳になってしまうかもしれませんが、前回編みにくい素材を使って作った方も、その難しさを個性として生かし、バラエティ豊かな作品がたくさん誕生したように思います( ¯ ꒳¯)✨

補講を通して、皆さんがじっくりと丸かご編みに取り組めたこと、そして講師としてサポートできたことに、心から感謝しています。ここからさらに、素敵なかご編み作品に取り組んでいただけたら嬉しく思います。

次回は、いよいよ「山のつる採り」

この活動は、年間を通してかご編みに取り組んでいただいた方々限定で開催します。山に通い、素材に触れ、自然の息吹を感じながら取り組んできた皆さんへの信頼の証です。来年度も引き続き、一緒にかご編みの魅力を深めていけたらと思います。😊

…とこの時は、そう思っていました。しかしこの明後日に、まさか骨折する運命になるとは、知る由もなかったのです…。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集