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「発信する=知ってもらう」ということ①広報とは=自社を深く知るということ

SNSや動画配信、DM、ニュースレターなど、自社の情報発信の方法は色々ありますが、そもそも「発信する」ということは、どういうことで、何に気を付けて行っていくべきなのでしょうか。闇雲に続けても、効果が上がらないと感じている方も多いかもしれません。
今回は、「発信する」ことについてのヤマノ印刷なりの考え方を、営業スタッフたちの体験や事例を交えつつ四回に分けてご紹介していきます。

第一回は、「広報」という視点から「発信する」ことを考えます。


1. 情報発信は「広報」の一部


企業や団体が、自分たちの活動を内外問わず広く報じていくことという意味で「広報」という言葉があります。SNSやニュースレターなどを活用した情報発信も「広報」の一部と言えます。

それでは「広報」とは具体的にどういうことを指すのでしょうか。
何となく、WEBページを運営したり、外部からの質問に対応したり、「宣伝」「CM」よりも売上に直結しないPR活動のようなものと思われているかもしれません。
それも間違いではないですが、売上に直結はしなくても、いざ商談や新商品発表となった時に、土台として支えてくれる認知度や信頼感を作っていくことこそが、広報の大きな役割です。

2. 広報の目的・方針を社内で合わせるのが大事


しかし、一言で「広報」と言っても、言葉自体の定義が曖昧で、各企業・団体・個人間で捉え方が異なることも多いです。

  • 自社や商品の認知度を上げたい

  • 信頼感・親近感を持ってほしい

  • 経営者の想いを知ってほしい

  • 従業員の団結力を高めたい

など、広範囲にわたる広報の目的を、企業・団体内で認識を合わせて、ひとつの方針をもって取り組んでいくことが重要です。

3. 自社を深く知る


弊社代表の山野が読んで、印象に残った本があります。

『社会との良好な関係を築く 広報の基本』君島邦雄著

この本で山野の一番印象に残った一節が、

「どんなに広報の知識やスキルがあっても、自社のことを深く知らなければ良い発信はできない」

『社会との良好な関係を築く 広報の基本』君島邦雄著

というくだりです。
確かに、SNSなどの媒体の使い方を熟知していたり、魅力的な文章を書く力があっても、発信するべきことが分かっていないと記事は書けませんよね。
他社との違いを発信していくためには、自社の経営理念を振り返って進むべき方向を考えたり、自社の強みを改めて社内で確認して言語化してみることが必要です。

まとめ


「広報」の一部である情報発信。自社やブランドの認知度や信頼感を作っていくことが主な役割になります。
情報発信をするときには、社内で統一した方針に沿った内容となっているか、自社のイメージや強みを認識して言語化できているかを、再確認してみると良い広報になっていくのではないでしょうか。



次回は、営業スタッフが観た、とあるドラマで得た気付きから「発信する」ことを考えます。