見出し画像

目標を立てないで進むのは悪いこと?本や尊敬する方から学びを得た話

こんばんは。おはようございます。こんにちは。
やまね(@yamanebass)です。

「こん」で↑この文章が出るように設定しているのですが、同じ入力で「コンピテンシー」が出てきました。登録単語数が増えてくると、こういうことが起こりますね。

そんなことはさておき、2025年になりましたね。年を重ねるにつれ、年末年始の境界線があいまいになる気がします。

子どもの頃はお正月ってすごく特別感があったけれど、大人になると凧揚げやカルタをするわけでもなく……って感じなので、室内でゆっくりコンテンツを消費したり読書したりしています。

実家にいてふと読んだ本に書いてあった内容にビビッときたので、備忘録も兼ねて少々共有を。

目標ってありますか

「あなたには今、目標がありますか?」と聞かれてすぐにパッと何か思いつきますか?

よく「目標を立てて逆算して考える」とかって言いますよね。
それが定量的に表せるほど良く、例えば「売上を上げる」ではなくて「売上を〇〇万円にする」なんて数字で表すなどなど。

高い目標を掲げてそれに向かっていくつかの中間地点を設定し、ゴールに向かって今するべき行動を淡々と進めていく方もいるかと思います。
その一方で、目の前のことに打ち込んでいるうちに生じるアレコレに身を任せる! みたいなやり方をしている方もいるのでは。

私はというと、圧倒的後者です。小学校の頃から「目標を立てると、なんだかわからないけどやる気をなくすなぁ」って思っていました。

目標を立てないほうが、なんとなく楽しかったんです。降り積もった雪の上に、自分が最初に足跡をつけるようなわくわく感。うん、そんな感じ。

このことを人に言ったら「目標を立てないなんて、ダメだよ!」って言われそうな気がしていたので、なんとなく黙っていました。

でもこの頃、目標を立てないやり方を続けていいて思ったんです。

これでいいと思えたきっかけ

きっかけはふたつあります。ひとつは自分が尊敬する方の経歴を知り、考えに触れたこと。
その方が今の立ち位置にいることはご自身が決めたのではなくて、目の前の仕事を一生懸命やっていたらたどり着いたのだと知ったんです。人から求められたことをしていたら、こうなったんだと。

これは本当にしびれた。「自分探し」とかってよく聞く言葉だと思うんですが、自分を探さずにむしろ今いる場所で自然な形で人から自分をジャッジしてもらい、行き先が決まる。しかもその行き先がすごくて、もうかっこいい!!

偶然にも私が尊敬している人が皆こちらのタイプで、自分もこのままでいいんだと思えました。「ただただ一生懸命やることに集中しよう」。そう感じました。

あと、今日読んでいた本からも学びを得ました。

これでいいと思えたきっかけ2

ふたつ目のきっかけは、偶然実家で読んだ『きっと、よくなる!』(サンマーク出版)。

母が図書館で借りていたようで、暇でなんとなく手に取って表紙を見たら、なんと本田 健さんが書かれた本ではありませんか!

ペラペラと一気に読みました。そのなかで、本田健さんがインタビューするなかで億万長者に言われたアドバイスに衝撃を受けました。
書かれていたのはこんなこと。

(前略)「目標を設定すると人生は制限されてしまう。人生は、自由に展開するから楽しいんだ。目標をつくったら、せっかくの醍醐味がなくなっちゃうじゃないか。人生をつまらないものにしたければ、目標をつくるといい。でも、幸せに自由に生きたければ、そんなものは邪魔になるだけだ」というのです。

本田 健『きっと、よくなる!』(サンマーク出版、2005)167頁

この章には「目標を立てずに何が人生か(目標を立てなさい)!」みたいな、先ほど紹介した方とは正反対のアドバイスをした億万長者もいたことに触れられています。
そのうえで「ワクワクする方法を選択することでうまくいく」と締められています。

誰かの「〜するべき」は自分にとっても当てはまるのか

今回触れたテーマ以外にも「世の中でこう! と言われているけど、自分に当てはめるとピンと来ない」なんてことがあるかと思います。

自分がどうすれば幸せになれるのかは、自分しか知りません。
人はそれぞれ立場や家族形態、資産、年収、住んでいる土地などなどが異なります。

そのことを自覚しながら、都度合ったやり方、考え方を選択していけたらよきだなぁと。忘れないように記録、記録。


いいなと思ったら応援しよう!