【書評】『トゥレット症の僕が「世界一幸せ」と胸を張れる理由』酒井 隆成(著)/扶桑社
「トゥレット症」という言葉を聞いたことはありますか。
トゥレット症は発達障害の一種で、自然に身体が動いてしまう「運動チック」と、自分の意思に反して声が出てしまう「音声チック」が見られる病気です。
NPO法人日本トゥレット協会では、トゥレット症について以下のように記載されています。
米国精神医学会(APA)より刊行された「DSM-5-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル」によると、人口1,000人当たりに少なくとも3人は認められる病気であるのだそうです。
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