やまねの塒日誌｜vol.4｜学び記 ユースセンターまぁぶる
岡山県真庭市にある久世駅のほど近く、水路の上に家が建つまち。
ここにある空き家を活用して、10代の若者たちの居場所「ユースセンターまぁぶる」が創られつつある。
このユースセンターは、空き家を活用したもの。
１階はコンクリートの広々とした空間になっており、
２階には畳の部屋や洋間が複数。
聞くと、以前は自転車置き場として機能していたとのこと。
縁あって、今回は2階の床貼りにおじゃましてきた。
床に貼ったコンパネの上に、3枚つづきのフローリングを切って、ボンドで貼って、フローリング用の釘で固定して、という作業を、うまくずらしてデザインしながらひたすら進めていく。
成果がわかりやすく目に見えて、足元にピカピカの床が増えて、嬉しくなる。
この部屋は、若者たちの自習室になるとのこと。
一方では、壁の塗り替え隊も動く。
綿壁に、水を加えたはがし材を塗ってふやかし、鑽を使ってはがしていく。地元の左官屋さんの手捌きが鮮やかで、見惚れてしまった。
そこに白い水性ペンキを塗り込む。DIYならではの味があり、
めちゃくちゃ、いい。
空間が明るくなった。
8月27日(日)にプレオープンとのこと。
若者たちと地元の方々で一緒に創られていく。
きっと、愛される場所になるんだろうなぁ。
ありがとうございました。
作業終わりにいただいたマスカットが沁みた。
